10歳年の差兄弟を育てています



先週、小2の息子が一緒に遊んでいたお友達が
知らない人から写真を撮られました




学校から帰ってくるなり息子が言いました

お母さん、お友達の写真、撮ったおじさんに

今、帰り道で会った!


え?どこら辺?


公園のところ


あの時のことを、親に報告すべき事柄だと認識して

伝えてくれましたハート



その公園からうちまでは2,3分もかからない
それくらい近い距離
すぐに学校に連絡をさせました




あいにく担任の先生は電話には出れなかったので、
電話に応対してくれた先生が
どうしたのですか?
と聞いてくださり、息子は事の次第を伝えることができました



受話器から漏れ聞こえてくる感じでは
先生は努めて冷静にゆっくりと話しています




深く聞くようなことはせず、

息子の伝えたことだけを聞いて、

連絡してくれてありがとう

と電話を終えました



息子が伝えたことは
下校時、先週お友達の写真を撮ったおじさんに会った
それだけです

おじさんの特徴も、服も、どこで会ったのかも、伝えてません



私は息子から
服装は黒っぽい、ぼこぼこしたものだった(ダウン?)
と聞けたので、とりあえず追いかけてみることにしました




すると息子が


ボクも行く!
お母さん見てもわからないでしょ



ごもっともですが、

息子がいっしょに行くことには躊躇しました


 

相手が息子を認識していなそうだ、ということを

下校時にあった時の様子から判断したので

一緒に行くことにしました


きっと探偵気分

 

その人を見かけても話しかけない

そこで急にUターンして帰るとおかしいから

通りすぎていくよ
そう伝えて自転車で出発しました




見通しのいいところですが
通りを歩いている大人はほとんどいません





公園を通り過ぎた後の右に曲がれるところを見ると

先の方に黒っぽい上着の人がいたので

息子に確認すると、違う、と





そのまままっすぐ行くと、

正面から走ってくる2人の人が!



小学校の副校長先生と
息子が頼りにしている先生でした




何にも手掛かりがなくても先生は


帰る時に写真を撮ったおじさんに会った


そんな息子の情報だけで
わが子の通学路を見に来てくれたのです




先生に公園のところで会ったと伝えると

公園のどのあたりで会ったのか案内して、

と言われ一緒に行きました




公園で遊んでいた子どもたちはビックリして


先生、なんで来たの?

と声をかけてきましたが





何でもないよーという声の調子で


パトロールしてるんだよ

何かあったら教えてね

と答えていました




学校の子どもへの対応の仕方から

怖がらせない、話を聞く、信じる
という点を、強く感じ取り、

ありがたいなぁ、と思いました




私は息子によく

先生方はあなたの話をたくさん聞きたいと思っているから

たくさんお話しするんだよ

と伝えています



先生って遠い存在じゃなく、

子どもから話しかけてほしい

いろんな話を聞きたいと思っているんだよ



校長先生が朝、通学路に立ってくださるのも

皆ともっと仲良くなりたいと思っているからだよ

そんな風に伝えています




自分のことを伝えることに慣れてほしい
先生にちょっとした会話から子どもの変化を気づいてもらいたい
大人に、ちょっとした情報でも報告するという習慣が身についてほしい




一つ一つの経験が

自分の身を守る術を

手に入れていくことにつながります



そのサポートができるのは

いつもそばにいるお母さんだからこそ
ですよね