なにをいまさらって感じのトピックですが、改めて考えると一般家庭出身で法科大学院⇒新司法試験コースって本当に厳しいですよね。
もちろん法科大学院の学費が高すぎるというのもそうですが、受かってからも恐ろしい。(学部やLSの奨学金の返還は始まるし・・・・)
だって、平成22年11月1日から、今までの司法修習生が給料としてもらえてたお金が、一転、給料はなくなり、貸与制として借金負うことになってしまうんですよ。。。
この悪しき制度の第1期生はズバリ、LS5期既修&4期未修の方々から!(もちろん1発でうかったとして)
私は、来春から既修入学ですので6期既修、1発合格でも貸与制になることは間違いないです。。。
確か自分が大学入った頃、上記の貸与制に対して署名活動を学生や弁護士の先生が学内でやっていました。当時はLS制度開始直後でしたので当然寝耳に水であり、LS学生の反対署名はすさまじく、平成17年から貸与制のはずが、平成22年に繰上げとなったのです。
月に20万円×1年ないし1年4ヶ月を頂けていたからこそ裁判官や検察官といった公務員でなくとも、弁護士は国への感謝の気持ちから国選弁護等、公益的な活動にも積極的になっていたかもしれないですよね。とかいうと、清貧派からは苦情きそうですが
法曹の数が増え、司法研修所のキャパも一杯一杯、法科大学院の質格差から、司法試験合格後も要件事実等の分野で修習生の格差は結構あるようです、だからこそかかる差を是正するために、行政が仕切るLSではなく最高裁管轄の研修所の存在意義はきわめて大きいのに、修習期間は短くなり、そんでもって、給与制廃止・貸与制開始のダブルパンチ。。
さらにさらに、法科大学院志願者は年々減少し、多様な人材が集まるわけもなく、お金に余裕のある家庭の法学部新卒ストレート入学者がよりマジョリティになるのは明らかです。
弁護士の先生方が自分の子供にもなってもらいたいと、法曹2世、3世をつくるための「法曹関係者による親バカ的制度」だったんですかね~司法制度改革って。
富裕層じゃなくてもなれるんだ!と再起して勉強し始め学費免除でLS入学までこぎつけましたが、それでも金銭的、精神的、時間的コストは半端ないですね、まじで。
これに加えて、法務省だか文部だか司法試験委員会だかが「やっぱり3000人はやめます!来年からずっと2000人維持で~とか言い始めたら、本気でトリプルパンチですね。
そしたら、私はもう黙ってはおりません。Mixiでもブログでもこの国の愚策を批判しまくり、霞ヶ関デモでも、隼町デモでも何でもやったります!!笑
その時はみなさま、どうかどうかご協力よろしくお願いいたします笑