世界文化遺産で比叡山全域を境内とする「延暦寺」。総本堂のある「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(横川)」の3つの地域を総称して「比叡山延暦寺」と号しております。

 

時間の関係上、総本堂ならびに大津側への玄関口「坂本」へのアクセスルートである「坂本ケーブル・ケーブル延暦寺駅」の最寄りとなる東塔地区に。西塔・横川については次の機会に

 

延暦寺の総本堂「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」へ

根本中堂付近から 文殊楼(もんじゅろう)への石段

総本堂「根本中堂」 10年がかりの大改修の最中ではありますが、拝観できました。

 

土足厳禁のため出入り口の下駄箱に靴を入れてから拝観。本堂内は撮影厳禁ではありますが、大改修工事を見学できる「修学ステージ」が設けられており、ステージ上のみ撮影OKとなっておりました。

<注意>撮影の際は大改修工事にかかわっておられます関係者方へのご配慮を。

拝観後向かいの石段を登って「文殊楼」

石段を下りて

延暦寺をあとにして東塔バス停方面へ。東塔地区への拝観口

バス停前で折り返す形で石段を下りて

7分ほど歩いて

坂本ケーブル「ケーブル延暦寺駅」に到着。

駅付近からの眺め

琵琶湖

入口でデジタルチケットを提示してホームへ。ここから

Hieizan Railway Hieizan Railway Line《Sakamoto Cable》 to Cable-Sakamoto  Cable-Enryakuji  ➠  Cable-Sakamoto

比叡山鉄道比叡山鉄道線 通称:坂本ケーブル こちらで大津側の麓である坂本に向かいます。

「比叡山・びわ湖山と水と光の回廊」統一デザインで、琵琶湖をイメージした濃紺のカラーリングに金のアクセント

扉周りがゴールドで、プレミアムカーみたいですw

 

この坂本ケーブルは路線距離が2.0Km(2,025m)と日本一の長さを誇るケーブルカーで、京都側の叡山ケーブル(京福電車鋼索線・高低差日本一を誇るケーブルカー)と合わせて2つの日本一のケーブルカーに乗車しました!

 

余談ですが、比叡山への交通機関では坂本ケーブルが唯一通年営業しており、冬期(12月上旬ごろ〜3月中旬ごろ)においては比叡山への唯一のアクセスルートとなる交通機関でもあります。

 

車内は席が埋まっておりましたが前(麓)よりの空いてる席に着席。

 

乗降扉は折戸式。坂本ケーブルでは麓のケーブル坂本駅の他に2つの途中駅(山上側にもたて山駅、山下側にほうらい丘駅)が設けられておりますが、途中の2駅についてはそれぞれ乗車希望・降車希望があった場合のみ停車対応となり、乗降者がいない場合通過となります。降車希望の際は乗車時に申告、乗車希望の場合は駅ホームに備え付けの連絡用電話で申告する必要があります。

 

両駅での乗降希望はなかったとのことで、両駅は通過となります。

すでに絶景が!

 

発車時刻になりドアが閉まり安全確認後

ケーブル延暦寺駅を発車!

所要時間約12分!日本一長いケーブルカーで下山します。

続きます・・・