雲の隙間から

光が地上に降り注ぐ

まるで僕等を

導いているかのように

温かくて

優しくて

どこか恥ずかしい


誰かと

手を繋いでいるような

柔らかい羽根で

頬を撫でられているような

流した涙で

景色が揺らぎ

純白の

ウエディングドレスのように

それは美しかった