街に明かりが
灯り始め

家路を急ぐ
人達





疲れた足を
引きずり

登る坂道






赤信号をぼんやりと
見つめ



立ち止まる






太陽の

寝顔は


優しい光を

僕達に
そそいでいる







明日は
良いことあるかな








気が付くと
信号は

青に変わっていた



ゆっくりと
歩きだす


不思議と
足は

軽くなっていた