前回は顔の歪みが生じる原因についてお伝えしましたが、今回は顔の歪みがあると起こる問題についてお伝えします。

 

顔の歪みは、見た目や体の健康状態にも影響してしまいます。
顔の歪みがあると、どのような問題が生じるのかみていきましょう。

 

【豊かな表情を作りにくくなる】
顔が歪んで噛み合わせなどが悪くなると、歯並びやフェイスラインにも影響することから、見た目に自信がもてなくなる人も多くいます。そうすると、表情が乏しくなりがちです。
また、あごのズレなどが生じている場合、顔の筋肉は柔軟性を失うため、豊かな表情を作るのが難しくなります。

 

【メイクが決まりにくい】
顔の歪みによって眉の高さが違う、頬の筋肉の付き方が異なるといった状態になると、メイクをしたときに歪みが目立ってしまうことがあります。
顔の歪みを目立たせないようにするには、眉を左右対称にするために描き方に気を付けなければならず、チークの入れ方にも工夫が必要です。
顔の歪みに合わせたメイクができないと、メイクをしてもしっくりせず、メイクが決まらなくなってしまいます。

 

【顎関節症になりやすくなる】
噛み合わせなどが悪くなることで下あごにズレが生じると、顎関節症になりやすくなります。
顎関節症になれば見た目の印象に影響するだけでなく、口の開閉時に痛みが生じたり、鼻の気道が狭くなって口呼吸になりやすくなるといったトラブルが起きることもあります。

様々な見た目や体の健康状態にも影響してきやすくなりますので、適切なケアをしていくことが大切です。