お義母さんが天国へ逝ってしまいました。




5月27日に癌が発覚してから

わずか3週間ちょっとでした。




6月16日に退院し、自宅に帰って4日目の事でした。




自宅に着いてすぐの時は、移動で疲れたのかとても辛そうでこのまま死んじゃうのかな??

と、思った程でした。




その日はそのまま安静にして翌日。




少し呂律が回ってないけど会話も出来て、表情も明るく、食欲が出てきた!




と言って、朝からサンドイッチや食パン、すいかやアイス、冷やし中華も食べたし餃子も食べました。




夫はベッドに寝たまま頭が洗えるシャワー台を購入。入院でお風呂もほとんど入れなかったおかあさんの頭を丁寧に洗ってあげてました。




とても気持ち良さそうでした。




おかあさんは強い人で、弱音を吐くことや泣くことも病気が発覚してからも一度もなかったです。




今思えば、少しでも元気な姿を見せようと、無理にでも頑張ってくれていたのかなと思います。




その日の夜に、おしっこをしたいと言ってトイレに座ったのですが、そのぐらいから体調が悪化し始めて、すごくしんどそうな表情でした。




夜中には背中が痛くて、寝ては起きてを繰り返してました。



あまりにも痛がっていたので、医療用麻薬を追加でいれたり、それでもどうしようもなくなったので

夜中にお医者さんに来ていただき注射を打ってもらったらぐっすりと寝てしまって、ただ目をつぶって呼吸をしてるだけの状態になりました。




もういつ亡くなってもおかしくないといった状況でも、次の日には家族や友人からの呼びかけに少し反応して目を開けたり、何かを伝えようとしていたり、



もうお医者さんには危篤状態だと言われてましたが、それでもまだ一生懸命に生きようとしていたおかあさん。




この日もなんとか乗り越えましたが、翌日の夜、家族に見守られながら息を引き取りました。




最後は、だんだんと呼吸ができなくなるような感じで、水の中で溺れていてなんとかもがいて這い上がろうとしているような、何かを伝えようとしてるけど、言葉ももうほぼ喋れなくなっていて、




とても苦しそうな表情でした。




みんなでありがとう、ありがとうねと言いながら、もうこれ以上苦しまないでほしい、もう頑張らなくていいから早く楽になってほしいと、




最後の瞬間は思っていました。





人の死ぬ瞬間に立ち会うことって人生の間でそう何度もあることではないだろうし、




おかあさんは死ぬ間際まで、生き様を見せてくれたんだなって思いました。




本当に強くて優しい、愛情溢れる人でした。






おかあさんが亡くなってから




葬儀もあり、育児も待ったなしという感じで





あまりぼーっと考える時間もなく、毎日が過ぎ去って、




でもおかあさんだったら




私のことは気にしなくていいから、自分のことをやりなさいよ




なんて言いそうだなと思って、日々過ごしていました。




今まで本当の娘のように接してくれて、

たくさん気にかけてくれてありがとうございました。




これからはおかあさんのように、自分の人生を一生懸命生きたいと思います。