強き者よ | ばーす屋旅館 in Blog

強き者よ

btra


そう言えば、これまたBトレの話も長いことしていない、、、^^;


実はこの春にまたまたありがたくも「辞令」をいただいた。

行く先は、と言えば、


うっ、、、、、(  ゚ ▽ ゚ ;)


「資料作成命」の企画系部門。

休みは取る由もなく、朝な夕なに提案書提案書、、、

こいつはきっと休む間もあるめぇっ!

またブログのアップが滞るに違いねぇっちゃ、、


、、といろいろ考えてみたのだが、なんだそれならば今と

全く同じやないかと、、、、



そんなワケで始めようと思う。m(_ _)m



待ったと言えば待ちに待った。


ばーす屋旅館 in Blog-20130309008


Bトレに「キハ85」のお出ましである。

いくつかある中の待っていたひとつである。

(ちなみにあとはキハ40、キハ81、787系あたりである。)


ホンマにこの「重戦車」待っていたのだ。

愛すべきキハ181を失った今、旅館屋の「推しメン」に

近い存在である。


ばーす屋旅館 in Blog-20130414001


実車がこれ↑であるから短尺Bトレとはいえ、その精緻な

造りはなんだか感動モノである。

さすがは日○夢工房、、

親会社がホンモノをこしらえているだけにリキが違う。


ばーす屋旅館 in Blog-20130309009


反対側の貫通部も完璧な表現である。

幌の部分に先に溝が掘ってあり、そこに差し込むという

Bトレにあるまじきこだわり。

いやはや、組み立てしていて涙モンだったのだ。


キハ85の実車は1989年(平成元年)に登場している。

外装から見ての通りだが、いわゆる「平成っ子」である。

しかし、登場して既に20年以上も経っていたのだなぁと

思うと、そら旅館屋もおっさんになるはずなのだった。


ばーす屋旅館 in Blog-20130504001


キハ85が駆逐した相手はかの名車「キハ82」である。

日本の気動車の歴史に輝く大物。

そんな大物をいともあっさりと蹴り飛ばしてしまった。


優美なスタイルでファンも多いキハ82。

切れ長のライトケースにパノラミックウインドウ。

日本が産んだ傑作車両には違いない。

ただ、こいつには致命的な弱点があった、、


『非力』なのだっちゃ、、、(-_- ;)


キハ85と較べて言うなら、重戦車と軽トラックぐらい。

わかり良く言えば、曙と舞の海ぐらいの差である


ばーす屋旅館 in Blog-20130414003


日なたで昼寝している豆ダヌキ↑にしか見えないが、

ならば85の俊敏性は曙クラスかいな、というワケでも

全くないのだった。

軽快なカミンズエンジンの音を響かせながら、山坂を

ずんずん登っていく。


キハ85は「駿足重戦車」なのだった。

82が息も絶え絶えにえっちらおっちら登っていた飛騨の

細道を軽々と行き来する重戦車、、

そんなモノに昭和の残党が勝てるはずはなかったのだ。


ばーす屋旅館 in Blog-20130309006


その速度差はいかんともしがたかった。

岐阜-高山間で便によっては30分近い短縮。

急行を特急化したのではない。

特急の車両を代えただけで、その効果なのだった。


名車82と言えど、平成のパワフルブラザーには手も足も

全く出ず、あっという間に瞬殺、、、


というのが、昭和から平成に時代が変わる頃。

飛騨の山坂で起きていた出来事である。


ばーす屋旅館 in Blog-20130504003


実は旅館屋はキハ181は大好きであったにも関わらず、

何故かキハ82はそれ程まで好きではなかった。

これまた本人すら意外な事実である。


前面の造形はともかく、側面のメンテナンスフリーな

ステンレスにオレンジ帯のみ(窓枠のブラウンは◎)、、

デザイン的にはいつもならばこき下ろすタイプの車両

にも関わらず、キハ85が「推しメン」であるという理由、、


今回、この話を書いていて不惑も後半にしてようやく

旅館屋本人もそのワケに気付いたのだ。

それはおそらく多分、、、



ば、馬力にある車両が、好きなんやろな、、(-。-;)



間違いなし、、、


ばーす屋旅館 in Blog-20130504002


そして、子供の日も直前にして、何故だか雪景色の

アップといういささかの時差野郎状態。


そうなのだ。

この写真は2月に撮ったものである。

それを今頃になってアップしている、、、^^;;;


ひ、ヒマがねぇんだっちゃっ!!(-_- メ)