​バリ島ボランティア体験記


はじめに

今回はEasterの休みの時に参加したバリ島でのボランティアについて書こうと思います。もう1ヶ月以上経ってしまいました…。様々な貴重な経験ができたので、それを共有出来たらなと思います。


​参加した団体、内容

今回自分が参加したのはIVHQの「Health care education in Bali」というもので、ウブドの小学校で健康や衛生について授業をするというプログラムです。こちらは16歳から参加可能なプログラムでした。他にも16歳以上のプログラムはありましたが、自分自身BLSプロバイダーやスポーツ医学検定など医学や保健に興味があったので、Health care一択!バリ島のプログラムはロビナとウブドの2箇所あり、友達がウブドに旅行に行った話を聞いてウブドのHealth care educationを選びました。


Ubud Introduction week

IVHQではボランティアプログラム以外にアクティビティもあり、バリ島に行った2週間の内、1週間目はUbud introduction weekに参加し、2週間目にボランティアプログラムの方に参加しました。Introduction weekではバハサ語(バリ島で使われている言語)のレッスンやBatikと呼ばれる伝統的な染物体験。その他にもウブド周辺の観光地巡りをしました。とても充実した1週間でした✨


↑クッキングレッスン


↑モンキーフォレスト


​Health care education

先程も書いたとおり、2週間目はボランティア活動を行いました。自分はもう1人の大学生のボランティアさんとペアで授業を行いました。ペアのボランティアさんはすでに1週間ボランティアを行っていたので、「せっかく1週間しかしないなら全部任せるよー」って感じで、授業の進め方や内容はほとんど任せてもらえました。何ができるかなって考えて、自分が一番よく知っているFirst aid(応急処置)について1週間教えることにしました。授業を準備する時はペアの方に沢山助けていただいて、本当に感謝しかないです。


↑実際のホワイトボード

↑授業で使ったワークシート


現地の小学生達は日本の小学生と同じように、ほとんど英語が話せないので、授業をする前にバハサ語を調べたり、バハサ語の翻訳が載っているワークシートを使っていました。ボランティアの宿泊施設にはteaching centerがあり、そこで過去のボランティアさん達が使っていたワークシートなどを借りることができます。自分は6年生を担当し11、12歳の子達に授業をしていました。4、5歳しか離れていないのに、自分の小学生の頃と全く違くて、自分小学校6年生の時こんな感じだったっけ?なんて思いながら授業していました。元気いっぱいの小学生は癒しでした!授業は基本的に2時間程でしたが、休憩を挟んだりゲームをしたり。ワークシートを書いたりする時間もあるので、実際に喋っている時間は1時間くらい。初めて誰かに授業をして、難しさを痛感しました。本当にみんな理解出来ているのか、まだ書き写し終わっていない子はいないか、授業を聞いてくれているのか。学校の先生の凄さを実感し、同時に人に教える楽しさも感じられました。授業で質問に答えてくれたり、自分の発言に対して反応があるときの安心感は半端なかったです。みんなが楽しそうな時は、こっちも楽しくなって元気が出てきました。英語で説明するのは難しいし、お互い言語が一致している訳でもないので、ほとんどフィーリングとジェスチャー。それでも子供たちは必死に伝えようとしてくれて、たくさん話しかけてくれました。1週間だけなのに、最終日は寂しがってくれて。とても濃い1週間でした。


​一日のスケジュール

ボランティアをしていた時の一日のスケジュールはだいたいこんな感じでした。


7:30 起床、シャワー

8:00 朝食

9:30 フリータイム

10:00 Teaching centerで授業準備

12:00 昼食

13:20 宿舎出発

14:00 授業開始

16:00 授業終了

17:30 夕飯

18:30 フリータイム

24:00 就寝


午前中は基本的に授業の準備をしていました。バハサ語を調べるのは大変で、英語の資料を読んだりするのもなかなか時間がかかってしまいました。夕飯後はずっと暇ですが、他のボランティアさんとウブド市場に買い物にいったり、滝を見に行ったり。それ以外にもオーストラリアの学校の課題があったので、部屋で課題をやっていました。食事は他のボランティアさんとおしゃべりしながら。みんな積極的に声をかけるので、オーストラリアに居る時の何倍も多く喋っていた気がします。日本やオーストラリアにいた時は夜にシャワーを浴びていたのですが、バリ島は暑すぎてそれに部屋に扇風機しかないので24時間汗だく。夜は入る気力もなく結局朝シャワー。そして浴び終えた数分後には汗だく。エアコンがある環境が当たり前ではないことを改めて実感し、それもひとつのいい経験でした。

このスケジュールは平日のですが、土日はボランティアがないので、みんなホテルを予約してバリ島の他の所に遊びに行っていました。自分もパタンバイに友達と1泊2日で遊びに行きました。


​まとめ

随分とつらつらと長く書いてしまいました。このバリ島での2週間で自分は大きく成長したと思います。同い年は誰もおらず、1週間目はアジア人さえも自分1人。見た目も中身も幼く、英語も下手くそな子供がグループに混ざるのは大変でしたが、常に話しかけてくれたり面倒を見てくれたボランティアさん達には本当に感謝しています。そして、現地の団体のGreen Lionのスタッフの方々にもとてもお世話になりました。また機会があればバリ島でも他の国でも、もう一度こういった海外ボランティアに参加したいと思います。



最後まで読んで頂きありがとうございました。