こんにちは

穏やかだと思っていたら、風が強かった
思ったより肌寒いし・・・
お陰で洗濯がひっくり返ってしまいました・・・
もう一度お洗濯です。

さて、裏の古家がなくなって、見晴らしが良くなったのですが、
ひときわ大きかったカエデの木が切り倒されて、もうないのです。

そう、コートを買って家に帰って、
だいぶ経ってから「変だな~」と気付いたのは・・・
庭木が一本もない・・ ってこと
この辺りは30年以上前に開発された住宅地。
だからどの家の庭にも、割と大きな樹があるのです。

裏のお宅の敷地にも、梅や椿、
そして大きな大きなカエデの木がありました。
まっすぐに延びて、素晴らしい枝ぶり。
よそのお宅の木だけれど、リビングの窓からよく見えるし、
我が家のハナミズキの木とともに季節の移り変わりを見てきました。
夏は葉が茂って涼しげだったのにな~。
それだけは、まさか切り倒されないよね~と思っていたのですが、
その姿はありませんでした・・・
まさか、まさか。
ここ数日、古家が壊されていくのを、
ブルト―ザ―を眺めながら、
「大丈夫だよね」って話しかけていたのだけれど・・・。
そしてその朝も「大丈夫だよね」ってカエデの木を眺めて出かけたのに~。
まっさらな地面をみて怒りがこみ上げて来た私。
6メーターも離れて家が建つのだから、樹があっても邪魔にはならないはずなのに、なんで切ってしまうのよ 本当にショックでガッカリ・・・。
ここまで大きくなるのどれほどの月日がいると思っているのと・・・。

だからもしかして、コートの色を赤い色にしたくなったのは
ちょうど切り倒される時で、カエデの木の怒りと悲しみ、
無念さと私の想いがつながったのではないかと、ふと思えたのです。


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そして、今日そのコートを洋服ダンスからだして羽織ってみました。
「あれあれ~こんな色だったかな?」と不思議。
その時はもっと濃い色の赤に見えたのが、今日みたら明るい朱色に近い赤
とても軽やかな色になっている・・・

なんとなく、カエデの木の想いを受け止められたような気がして、
心が少しずつ軽くなってきました。
一方的な想い込みでも、なんとなく好きだな~という木がありませんか?
特に気になって大事に思ってしまう木がある。
木を想うと、自然とつながっているように心がフワッとしてきますね