お陰さまで、今年は上の子が晴れて成人しました。
そして、下の子は中学生。
成人の日、振り袖の着付けとヘア&メイクにと、バタバタしていた朝・・・・息子が起きて来るなり
「親父~突然死ぬなよ、ビックリするじゃないか」というので
私はニンマリ はは~ん夢を見たな ついに「父親殺しの夢」を見たのだと、ふっふっふ~と内心喜びました。父親は刺し殺されてお葬式だったそうです。

殺す、殺される~夢の辞書によると 
殺される犠牲者によってあらわされる自分の側面が再生のために打ち砕かれることです。親を殺したり、親の死を夢に見るのは親から受け継いだ古いパターンから抜け出るチャンスです。夢は時に悲惨ですが、霊性や精神性の再生に必要なプロセスなので通過儀礼といわれます。

 子供にとって、目の前に立ちはだかる親は超えるべき存在。男子は父親を一番身近な男性のお手本として、自己を形成していきます。だから、父親殺しの夢は成長の証なのです。まさに父親を越えようとしているところ・・・思春期まっただ中、何か心境の変化があったのか、はじまるのか?

女子の場合、父親は一番身近な異性なので、パートナー選びの基準となる人です。「お父さん大好き」でももちろん良いのですが、それが必要以上に美化しているとパートナー選びに支障をきたすようです。
ちなみに上の子も以前、母親が死んだ夢をミタといいました。そして昨年、父親を
死ぬとか殺すとか・・・厭な忌み嫌うような夢でも、その内容によって、もう用済みの古い考えや自分を葬り去って新しく変容する~そんな意味になるので、恐れることも心配することもありません、現実でできないことを夢で実行して成長していく、それも夢の役割のようです。