連覇 | 山口粧太オフィシャルブログ『東京生活』

連覇

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中日ドラゴンズ いやはや、何とか優勝に漕ぎ着く事ができました。

今年のMVPは当然、浅尾投手だと思いますが、個人的には谷繁捕手にもMVPを贈りたいです。
というのも、彼が怪我でゲームから姿を消したあたりから、ズルズルと負けが込み、下位に落ちていったのです。対戦勝率も5割を下回ってしまったのです。
12球団で最も打てない中日打線では、1点の失点が負けを決めてしまうので、やはり捕手の配球が、ここぞという時に物を言うのです。…ということに、谷繁捕手の復帰後から始まる地味な快進撃を見ていて気付いたのです。

もちろんエースの吉見投手の安定ぶりにも脱帽ですが、これは谷繁捕手との組み合わせがいいのでしょうね。「ここのひざ下1cmに投げろ」「はい!」みたいな。

そして浅尾投手ですが、先日TV解説で木俣さん(中日OB・元キャッチャー)が言っていたのだけれど、
「大投手ほどキャッチャーの要求に首を振るんですよ。江夏とか江川とかはそうでしたね。やはり凄いピッチャーは僕らよりも感がいいんですね」
「へええ、そうなんですか。キャッチャーに従順な投手が必ずしもいい投手ではないと?」とアナウンサーが木俣さんに尋ねると、
「まあそうですね。いい投手にはなるかもしれませんが、大投手にはなりませんねえ」
「はあ、そういう一面もあるんですか」
「ほれ見て下さい。浅尾は今日も首を振ってばかりおるでしょ。谷繁のリードにもかかわらず」
「なるほどなるほど」
それでも、そんな荒ぶる若武者をコントロールする谷繁捕手は、やはり偉いのです。

なにはともあれ、連覇はうれしいです(神宮でのクライマックスシリーズの観戦を少し楽しみにしていたのですが‥)。

おめでとう、そしてお疲れ様、中日ドラゴンズのメンバー、そして落合監督。