こんにちは!yukiです
どんよりと梅雨空の日々ですが、お元気ですか?
フランス女性シリーズ(?)第3弾!(笑)
『フランス女性の働き方』
この本の著者は、
昨日の『フランス女性は太らない』と同じ著者で、
シャンパンの世界的トップブランド「ヴーヴ・クリコ」の
アメリカでのクリコ社において社長兼CEOを務めた方です。
女性にして、企業のトップで働いてきたミレイユ・ジュリアーノさん。
どんな風に働いてきたのか、
そのスマートな働き方と女性ならではのセンスの良さ、
が細かく書かれた興味深い一冊です。
ただ、「フランス女性の~」という題名で売ろうとしてるな!、なんて、
私はちょっと思ってしまいましたが(笑)
別にフランス女性に限らず、
社会で人の上に立って働く女性の心構えやライフスタイルを書いた本だと思いました。
学ぶところも多かったですが、
私の生活とは程遠いので、
あまり参考にならないことも多かったかな★
このような本を読んでつくづく思うのは、
女性が社会でバリバリ働くのは、
そのような生活を覚悟して選択しないとできない、と思うのです。
そして、誰もがそのように望んでいるわけではありません。
社会で男性と肩を並べて、出世して働きたい人もいれば、
それを望んでいない女性もいるわけです。
著者も言っていましたが、
企業の上の方にいる女性は、
子供がいないか、
まして二人以上の子供がいる人はほとんどいない、
とのことですが、
核家族で二人以上の子供を持ちながら、
家庭と仕事を両立することは、
物理的に難しいものです。
結婚をとるか仕事をとるか、
子供を持つか持たないか、
という選択をしなければならないのです。
著者は結婚していますが、
子供を持たないことを選択したそうで、
それで満足して幸せに暮らしています。
私は、平平凡凡な主婦で子供が二人いますが、
社会で思う存分働くことは望みませんでした。
やはり私の中での優先順位は、
家庭・子供です。
そして、それで満足して暮らしています。
だれしも現実は、スーパーマンではないので、
あれもこれも、というのは不可能です。
それをこの本を読みながら、改めて感じました。
自分がどんな人生を歩んでいきたいか、
大切に思うことに絞り、
必要でないもの、両立できないことは、
潔く手放すことが必要だな、と感じます。
その点、著者は本当に的の絞られた生活をしていて、
考え方もライフスタイルもシンプルでした。
シンプルに、
自分に心地よいバランスのとれた生活をしていること、
それが、著者の伝えたい『フランス女性の働き方』なのだと思います。
なので、出世したり、
社会でバリバリ働くことばかりがいいことではなく、
自分の望む生き方を自分の責任で選択して、
得るものも、手放すものもありながら、
満足して生きていくことが、
女性としての素敵な働き方なんだと思います。
どんな生活を選ぶにしても、
心持ち次第で、
気持ちよく幸せに生きることは出来そうです。
そんなことを感じさせてくれる本でした
フランス女性シリーズの感想
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