こんにちは!
ライターの片山マリコです。
子どもの成長が著しいので、このまま身長を伸ばしていくにはどうすればよいのか?と思い、『中高生の身長を伸ばす7つの習慣』(佐藤智春/黒川伊保子著、主婦の友社)を読んでみました。
予防栄養コンサルタントの佐藤智春(さとうちはる)さんと、人工知能研究者の黒川伊保子(くろかわいほこ)さんによる共著で、栄養と体の仕組みの両面から論じられている素晴らしい本でした。
さっそく、おすすめどおりにタンパク質を増やす食事内容へ移行。うちの子は量をたくさん食べるほうではないので、幸いいろいろなものを並べる体制にはなっていたので、野菜が多すぎる部分をタンパク質へ切り替えました。野菜の副菜にも大豆やベーコンなど何かしらタンパク質をまぶし、卵はひとまず一日一個(本には一日三個もOKとあります)。
するとどうでしょう…
今2週間ほど実践したところなのですが、子どもはまだ目立った変化はないものの、明らかに私は疲れがたまりにくくなりました。
これまでは朝起床した段階で「寝足りない…」とぐったりしていたのが、同じような睡眠時間でも何だか体が動くんですよね。疲れているとつい姿勢も悪かったのが、いい姿勢を保つこともできるようになってきました。しっかり呼吸もできるような感じです。
たとえコンビニ食や外食が続く生活であっても、脂質や塩分は脇に置いて、少しでもタンパク質が入ったメニューを選べばいいという「救いのアドバイス」もあり、これなら楽しくタンパク質増強食を続けていけそう!と思える本です。
中高生男子やその家族に向けた本ではありますが、40代女性などの「年々筋肉量が落ちていく人々」にも有益だと感じました。直接的な目標は「いかに良いタイミングで背を伸ばすか」ですが、その先の目標として「しっかり筋肉もついて健康に生きていくための知恵」が得られます。
もしよかったら読んでみてくださいね。