今でこそゲームやアニメなどで市民権を受けつつある競馬ですが、35年前は競馬場で馬券を買っている女性は、それはそれは少数でした。オグリキャップ、武豊騎手の登場で競馬ブームが沸き起こると、女性の競馬ファンも一気に増えていきました。
私も初めは、好きな馬、お気に入りの騎手の馬券を100円ずつ買う競馬ファンでしたが、2019年から「一口馬主」といわれる競走馬出資ファンドにはまり、それまでとは全く違う競馬の楽しみ方に目覚めました。産まれて数か月から1年ほどのサラブレッドに出資金を払い、月々の餌代や人件費を負担し、競走馬としてレースに出たあかつきには、賞金の配当が発生するのです。
私の初めての出資馬パラスアテナ号が走ったのが、2020年1月26日でした。そう、コロナ禍直前でした。惜しくも2着でしたが、目の前を駆け抜ける愛馬に、涙が流れるほど感動しました。
ほどなくして、コロナにより競馬は無観客開催となり、その初日にもう1頭の愛馬キャッツアイ号が、私の一口馬主初の勝利を挙げてくれました。
現在までに来年デビュー予定の1歳馬も含めて、21頭に出資していますが、
4頭で合計6勝という、一口馬主としては、幸運なほうですが、収入面ではまるで赤字です。ケガでデビューさえできなかった仔馬もいました。それを思うと、元気に走る姿を見せてくれるだけで満足です。
競馬場にも再び観客が戻ると、同じ競走馬に出資する仲間とツイッターなどで知り合い、一緒に観戦する機会も増え、競馬場で祝杯を挙げることも
春の訪れとともに、ますます競馬がおもしろくなる季節がやって来ます。
写真協力 広尾サラブレッド俱楽部 様
アダーインザダーク 様 KJCきなこ 様
介護老人保健施設 玉穂ケアセンター
介護職員 小山田 かをり




