湯気のたつ鍋を覗くと、真っ黒スープからにょきにょきと竹の串が生えている。
なんじゃこりゃ」
そーっと1本持ち上げると黒はんぺん。
こんにゃく・ちくわ・さつま揚げ・ごぼう巻・玉子・こんぶ・牛すじ・じゃがいも等々すべて串にささっている。
だし粉・青のりをかけるか、からしを付けて食べる。
「旨!!」
そうこれが大正時代から伝わる「静岡おでん」なのだ
今回出店していたお店は「おがわ」と言うお店で、上記のWEBサイトにも載っていました。


確かにお店のおでん鍋は真っ黒なスープがぐつぐつ煮えていて、関西風の上品なおだしのおでんと比べると、B級グルメっぽい雰囲気です。
おでんの具は10種類くらいありましたが、静岡おでんならではの黒はんぺん、練り物をお揚げで巻いた信田巻、牛スジ、こんにゃく、大根、卵を買ってきました。
見た目よりも味はそんなに濃くなく、甘みがあって美味しかったです。
ついでにご飯もおこわを買ってきちゃいました。
ホタテと鮭のおこわと、桜と菜の花とシラスのおこわ。


