今朝の新聞にも載っていた、大手製紙メーカーによる 再生紙偽装問題
何日か前に、「年賀葉書の古紙の割合がどうのこうの・・・」というニュースは耳にしていたのですが・・・
昨日会社で、アスクルに文具を発注しました。
文具の管理は庶務担当のスタッフさんがやっているのですが、注文は全部署のスタッフが毎月交代で担当することになっています。
で、今月は私が当番で・・・年に1回くらいしか回ってこないお当番なので今回が2回目。
もう一人の当番の人に聞きながら、なんとかFAXで注文を送って、席に戻った途端アスクルから電話が・・・。
(げっ、なにか間違ってた!?) (゜д゜;)
と思ったら・・・
「先ほどのご注文の件ですが、コピー用紙のご注文が現在お受けできない のですが・・・」って。
理由を聞いてみると、この「再生紙偽装問題」に絡んで、現在調査中のため再生紙の注文は見合わせ中 ということでした。
世間を賑わせてる話題が、こんな形で自分にも影響があるなんて、ちょっとビックリでした。
ところで、コピー用紙がないと仕事に支障が出るので、結局庶務の人と相談して普通紙(再生紙ではないもの)を注文したのですが・・・
なんと 値段は再生紙より普通紙の方が安い んですって。
じゃあ、なぜ値段の高い再生紙を使っているかというと、世間の風潮でそういうものを使っていること=地球に優しい会社と評価されるからだとか。
今日の新聞には
92年の地球サミットを契機に、より環境に配慮した製品を買おうという グリーン購入 の動きが、消費者から自治体や企業へと広がった
と書いてありました。
メーカーとしては、古紙の含有率が高い方が自治体や企業に納入しやすいけれど、古紙の割合を高くすると品質が落ちる・・・ということで今回のような問題がおきたようです。
地球に優しい とか エコ っていう言葉を最近よく耳にしますが、その裏にはこういう問題があるんだなーと、いろいろ考えさせられました。