娼年


友人から借りて読みました。
石田衣良さんのことは、『池袋ウエストゲートパーク』や直木賞を取った『4TEEN フォーティーン』の作者というくらいしか知らなくて、実際に作品を読むのは初めてでした。


「普通の大学生の男の子が、ふとしたきっかけで『娼夫』という仕事につくことになって・・・」 という、かなり刺激的なストーリーです。

(周りの人の目が気になる、通勤電車の中で読むのはちょっと無理・・・(~_~;))


それでも2日で一気に読んでしまったので、彼の作品をもっと読んでみたいな・・・と思って、帰りに新宿駅の中の本屋さんに寄ってみました。


スローグッドバイ小さい本屋さんなので、あまりたくさんの作品はなかったのですが、何冊かの中から背表紙に書かれていた

  普通の人たちの少しだけ特別な恋を綴った10篇。
  出会いから別れまでの一瞬一瞬をやさしく描く傑作

  短篇集。


というコピーに惹かれて、この本を選びました。
それからまだ文庫本は出ていないようですが、

「眠れぬ真珠」という作品も主人公が私と同年代の女性なので、読んでみたいな・・・と思っています。