book1

友人に借りて、毎日通勤の電車の中で読んでいました。

今まで彼女の作品は読んだことがなくて、私の中では

「大胆な描写をする作家」・・・というくらいの印象でした。


この本は17歳の女子高生の恋愛を描いた作品集で、

彼女らしい大胆な表現が、あちこちに見られます。

でもそれだけじゃなくて、表現がすごく繊細で、いやらしさ

を感じさせないのが、彼女のすごいところだと思いました。


文章の中に、目が釘付けになるくらい深い表現をしている

箇所がいくつもあって、その心に引っかかった言葉を何度も

読み返し、改めて彼女の才能を感じた一冊でした。