このテーマで一般質問することは、散々悩んだ末に決めました。幾人もの方から、心配して「やめたほうがいいよ」と忠告もありました。「町民にもなじみのないことだし、あんたの『にわか勉強』で出来ることでもない」ということでした。

 これらのアドバイスを振り切って、敢て挑戦したのは、「『自治体が大きく変えられようとしている』という直感と、質問をきっかけに皆さんで議論が進めばよい」との思いからでした。

 質問は次の5項目です。

1,推進体制について

2,マイナンバーカードの取得推進を強要しないこと

3,「町の窓口のオンライン化」は、高齢者・障碍者など「情報弱者」に配慮し、「デジタル」を     

 「窓口」の強化・改善の補助手段に。

4,個人情報の保護強化と一体での「デジタル化」を。

5,「クラウド化」に伴う町の「独自サービス」の標準化による切り下げに反対する。

 

 町長・担当課長による答弁は、大筋で、高齢化の進む町の実情に配慮しながら「推進」すというものでした。

 しかし、「自治体のデジタル化」は財界・政府が一体となって、2025年度末を期限に、強引に推し進めようとしていることから、今後「全町民的」な世論と運動を作り出していくことの大切さを改めて痛感しました。