こんにちは
なんだか朝起きると低血圧だったり立眩みのする日が多くー
なんとなくゴロゴロしがちなここ数日です
でも先日の健診で、お腹の子は順調な成長ぶりだったので何より
それどころか平均よりやや体重が重めらしい。笑
きっとママからいっぱい栄養を摂って(奪って⁈)るのね〜
そんな、たまに引きこもり気味になる妊娠生活ですが、、
良かったのは、本をたくさん読むようになったこと
以前は本を読むのが遅いっていう理由(というか言い訳)で、なかなか一冊読破できなかったんです
最近は家での時間を使って、ちょっとでも興味持ったものはジャンル問わず読むようになりました
なかでも
読了してからも何度も開いてしまう、最近の愛読書がこちら
「きみは赤ちゃん」
あ、やっぱりマタニティ関係なのね、
と思われそうですが笑、
実はこれ
自分が妊娠するなんて全く思っていなかった時期に読んで、感銘を受けた本なんです
個人的な話しになりますが、
ほんの一年くらい前まで、私は「子供を産む」とか「お母さんになる」
ということにあまり興味がありませんでした。
それどころか
仕事もそうだし、せっかくの夫婦二人の気ままな生活も犠牲になってしまうじゃない?
なんて感じていて
「願わくばこのままでいたい」と心のどこかで思っていました。
でも
ちょっとずつ、周りのお友達がお父さん、お母さんになったりとか
未婚の友達が、「結婚よりも、早く子供が欲しい!(笑)」
なんて話していてるのを聞いて
なんで私はこんなに「親になる」ことに憧れを持てないんだろう・・・??
と妙な焦りを感じるとと同時に、
そもそも
親になるってどういうことなんだろう?
もしかしたら、私が思っているよりも何かずっと素敵なことなのかもしれないな
と少ーし興味を持つようになっていきました。
そんな時に、
たまたまネットで話題になっているのを見つけて読み始めたのがこの本
川上さんご自身の、第一子妊娠発覚から、その息子くんが産まれて、一歳になるまでを綴ったエッセイなのですが
まず川上さんの文章にヤラれました。笑
語り口調なのだけどどこか文学的で、
比喩がいっぱい出てくるんですが、それがとっても面白くて。
で、本当ーーに赤裸々。
自分が妊娠しているとかしてないとか、子供が居るかどうかとか関係なく、
読みものとしてすごく面白かったです
そして
子供を産んで育てるということの、
感動と素晴らしさと、色々な現実を、まるで疑似体験しているみたいに教えてもらいました。。
病院とか手続きとかお金のこととか、具体的に書いてあってすごく勉強になったし
その時その時の気持ちの変化とか苦悩とか、何にも代え難い感動とか
まだ何も経験したことがないのに何故か共感して、
自分の心の奥からブワッと感情が出てくる瞬間がたくさんありました
まさに本の帯に書いてある通り、
何回も号泣して、笑いました。笑
子供を授かるって
幸せいっぱいなようだけど、妊娠した時から辛いことの連続で、
毎日ハッピー全開!! 、、ってわけでは決してない。
でもそういうの全部引っくるめて
「お母さんになるの、悪くないな」
って
読み終わったあと、自然に思うようになっていたのがとても不思議。
まさかその数ヶ月後に本当に自分が子供を授かるなんて、もっと不思議。
本とか映画とかって、
ときどき人の人生を変える時があると私は思っているのですが
私にとっては「きみは赤ちゃん」がそのうちの一つ、 と言っても過言ではないかも
今でも事あるごとにページを開き、
初見とはまた違った共感も持ちながら、勇気をもらっています
、、長くなったけど、そんな一冊です。
妊娠中、子育て中の人はもちろん、
そうでない人もぜひ機会があれば読んでみてくださいね
あとこれからお父さんになる人、お父さんになった人には是非オススメしたい!
パートナーとの二人三脚の重要性が、身に染みて分かります
当たり前ですが、出産・子育ては女性だけの問題ではないですからね
人生を変える作品、 また出逢えたらいいなぁ