3月18日

病理検査の結果が出てました。

T2N0M0

T=しこりの大きさと乳房内での広がり具合

N=リンパ節への転移状況

M=他臓器への転移の有無

つまり

転移はなく、すべて手術で取り切ったけど

腫瘍が大きかったので3段階のうちの2になります。

て感じでした。

サブタイプは、ルミナールAということでした。

ホルモン受容体が陽性だったので今後はホルモン療法になる。


ここまでは想定内!

手術前にもホルモン療法になるだろうと言われてたしニコニコ

でもここで想定外のお話が。

先生「腫瘍の大きさが、35×20mmでちょっと大きいからこれが引っかかるんだよね」

「できれば薬プラス半年に一回の注射がいい」

「この注射は月経を完全に抑えるものなんだけど、保険適用外なので1本3万円かかります」


注射?

3万円??

と思ってる間も先生の話は続く。

「5年生存率が何もしなかったら87%、薬を飲んだら92%、注射をしたら96%になります」

急に生存率という言葉が出てきてドキッとする。

「いつまでやり続けるのかってことなんだけど最低でも50歳までやるとしたら42万円かかります」

「アメリカだと卵巣を取ってしまえという考えが主流です」

え、私も卵巣を取れって話…?

ドキドキしてくる

「お金がかかる話だし、家族とお話して決めて下さい。今すぐ始めなきゃいけないものでもないので。ただ薬は明日から飲み始めて下さいね」

私「命には変えれないのでお願いすると思いますが念の為相談してきます」

えーと

思ってもなかった注射。

ホルモン療法か放射線治療か抗がん剤治療しかないと思ってた。

でもこれはホルモン療法のうちの一つなんだと思う。

ホルモン療法薬の種類はタモキシフェン。

これは卵巣から分泌されるエストロゲンを抑えるけど完全ではない。

注射(リュープリン)すると、脳から放出されるLH-RHというホルモンの作用を抑えるので、よりエストロゲンの分泌を抑えることができる。






私なりに簡単にまとめると

注射するとエストロゲンを出せという命令を止めれる。

こんな感じでしょうか…。

タモキシフェンはエストロゲンを抑えるわけではなく

エストロゲンをとりこんで増殖する乳ガン細胞を抑えるために、受容体に先回りして蓋をする役目をするっぽい。

これでは完全ではないので、そもそもエストロゲンを出す命令から止めましょう。

てこと。

閉経してたら、しなくていい注射。

看護師さんが、30代でもされてる方がいますよと言ってた。

私以上に長くお金をかけて戦ってる若い子もいるんだなぁ。

たった4% されど4%

来月の診察日に、注射のお願いをしようと思います。