手術予定時間は2時間半と言われていたけど
部屋に戻ってきたのは4時間後でした。
予定より思った以上に時間がかかったので
旦那は何かあったのかとドキドキしていたらしい
手術当日の朝、先生が胸にマークをしに来た。
黒いマジックで
鎖骨、胸の中央、両胸の輪郭、腫瘤の位置、左胸の寸法
その時にポコっと出ているシコリを見て
「うーん、結構こっち(真ん中)に寄ってるなぁ」
「ほんとは2ヶ所(脇とシコリの部分)の傷跡になる予定だったけど
皮膚にガンがいってるとイヤだから、ここ(脇)からここ(真ん中)までガサーっと切ることになってもいい?」
「見た目なんてどうでもいいです❗️」
「命が大事だよね」
「はい」
どんな傷跡になるか正直分からなかったけど
不安要素が少しでもあるなら取り除いて欲しかった。
なので、予定より多く切除したから手術時間が延びたのかなと思った。
手術翌日、看護師さんが体を拭いてくれた。
その時に初めて胸を見た。
ない
胸がない
乳首もない
ぺったんこ
エキスパンダーにまだ水を入れてないと先生言ってたっけ
うわー
と思ったけど、悲しいとかショックとか
そういう感情は湧かなかった。
ブレストバンドに押さえられた左胸もなんだかぺったんこになってて
貧相になったな…と思ったw
傷跡は真ん中どころか少し左胸の方から脇のあたりまで
黒い糸なので黒い一直線になってザックリとありました。
なんか私の体じゃないみたいだな
上から見下ろす形でしか見たことがないので
鏡で見たらまた違う感情がわくのかな
だいたひかるさんが手術前に胸の写真を撮ったという記事を読んだ
手術後に
私も撮っとけば良かったのかなぁ