宝満山のカエルを思う | CATのフィールドⅢ

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CATは少年時代のニックネーム。フイールドは権現山で、内容は
登った山の話しや諸事を日記として掲載。

       6月24日(月) くもり(雨振り切らず)

 

      一生を土の中で過ごすヒキガエルは、宝満山登頂後、生活域を山中

      に見つけ2年するとメスは繁殖地の野々道池に下り産卵する言う。

      それが寒い1月頃で、卵が孵化しオタマジャクシになり、カエルに

      変態して上陸するのが5月中旬。そこから40日掛けて宝満山を登る。

      それを毎年繰り返すのだが、今年はその姿を見なかった・・・。何故

      か?気に掛かる・・・。

 

      うとうとしながら考えた。

      太宰府市のカエルを守る会の情報では、野々道池のオタマジャクシ

      は今年は少なかったと言っている。それは何を意味するのか・・・。

      産卵で池に戻って来たメスカエルが少なかったと言う事か。思うに

      ここ1年、福岡は雨が少なくどこのダムも干上がっていた。雪も少か

      った。カエルは水が命、そんな状況下で多くのカエルが死んだか、そ

      れとも弱ったところをヘビのヤマカガシの餌食になったか・・・?

      いやいや池に外来種の魚が増えたのかも知れない。等々頭をよぎる。

      そうなると来年も期待できなくなるなー。心配性…(笑)

 

      いつしか寝ていた( ^ω^)・・・。