長年辛いもの好きを自認、標榜してまいりましたが、先日、「蒙古タンメン中本」の北極ラーメンを食べたところ、その塩味の濃さとも相まってスープを飲み干すことができませんでした。

おのれの限界点が意外なほど低かったことに気づいてしまった瞬間でした。

よって、突然ではありますが、「辛いもの好き・激辛上等」の看板を下ろさせていただきます。

ご愛顧ありがとうございました。


なお、食べ歩きの日記については、
今後も気まぐれでぼちぼち更新してまいります。
[photo:01]
さて、たから家にて天丼をいただいた後、
実はもう一軒、気になる店が。


本陣そば浅草店。
気になったのは「牛筋青唐つけそば」。

券売機で食券を購入し、カウンターで渡すと「無料でそば大盛りにできますが」と
言われ素直に従う。


しばし待ってカウンターから呼ばれ、
牛筋青唐つけそば登場。
大盛り400gをさほど多くは感じないのは
つけ麺の特盛りとかに慣らされてしまったからか。


つけ汁には思ったよりたっぷりと牛筋が。


青唐は別添えで供されたので、
まずは入れずに一口。

けっこう甘じょっぱい。
そばは新そばの二八とのことで、茹で立てでコシの強さは感じるが、蕎麦の香りは
さほど感じない。
こんなもんだっけ?
最近、ちゃんとした店でちゃんとした蕎麦を食べてないから基準がわからなくなってるのか。

つけ汁の甘さは分かったので、
青唐は一気に投入。

生の青唐のフレッシュな香りがするが、
辛さはピリ辛程度。
蕎麦がのびないうちにやっつけたら、
たっぷりの蕎麦湯でだしを味わう。

蕎麦の香りをもう少しふくよかに
感じられればよかったな。

ごちそうさま。
花やしきでプロレス観戦後、食べようと
決めていたものが、たから家の天丼。

上天丼、季節の海鮮の天丼など
どれにしようか迷った挙げ句、
海老・穴子丼を注文。



中くらいの一本穴子に、芝海老のいかだが三本、それにタイガー種の海老。
江戸前ながら軽めの揚げ上がりに、
甘さ控えめなれど濃いめのたれをまとった
天ぷらが、しっかり炊かれたご飯の上に
鎮座ましまして。

高級さでもなく、デカさでもなく、
守り続ける庶民の味が売りの天丼。

店構えにも下町風情を感じる。
大通りに面していながら観光客で
埋まらないところも心安らぐというか。


ごちそうさまでした。