病院ってほんとうに待ち時間が長い。

 

検査だけの時は

内容によって数時間で終わることも

ありますが

 

抗がん剤投与をしに行くと

 

採血して

採尿して

検査して

お医者さんの診察を受けて

抗がん剤投与で

 

午前中から

夕方まで

 

ほぼ丸一日かかります。

 


合間、合間の待ち時間が

けっこう長いので

 

 

私はその待ち時間に

病院内の図書館に行って

本を物色していました。

 

 

がんに関する本が

種類別にどっさり置いてありますし

 

人体の本

お薬の本

食事の本

薬膳の本

 

エッセイ本や絵本とかマンガとか

 

病気に関する本以外にも

 

ガーデニングの本や

風景の写真集など

 

いろんなジャンルがありまして

 

ぜんぶ無料で読めるし

貸し出しも無料。

 

結構、高価な本や

大きくて分厚い図鑑のような本もあります。

 

 

amazonで

気になっていた本が置いてあったので

本を購入する前に

実際に手にして読むこともできましたし

 

 

自分のがんについても

思う存分調べられましたし

 

 

これまで

気にもしていなかったジャンルにも

手を伸ばしてみたりして

 

自分の知らなかったことを

あれこれ知ることができました。

 


 

それに

図書館にお勤めされていた方々が

とってもほがらかで

 

優しく声をかけてくれて

度々、楽しくお話をしたり

 

 

入院中も

ガラガラと点滴を転がしながら

図書館に行って職員の方とお話ししたり

 

 

お花の本やガーデニングの本

術後の食事のお料理本などを借りて

 

こんなお庭ステキだわって

心ときめかせていたり

 

 

食事がストップしている期間は

 

この料理かんたんに作れて

おいしそうだなぁ

 

こんな風にアレンジしても

いいかもなぁって

 

目で見て料理している気分を味わいながら

 

 

病室のベッドで読んでいました。

 

 

 

病院には治療に行っていましたが

 

待ち時間や入院中に

本を読む楽しみ

 

図書館の職員の方と

お話をする楽しみがありました。

 

 

 

 

自分のがんと治療法や

日常生活はどうするといいのか?

 

本から知識を得ることで

 

無知な情報に左右されずに

闇雲にがんや治療に不安にならずに

 

前向きに未来を考えたり

心穏やかにいられます。

 

 

ながーい待ち時間や入院中は

 

病院の図書館を利用するのも

なかなかイイものですよ。