「運動会、見学したい」
息子の気持ちを尊重して運動会は見学へ行きました。
正直なところ、我が子が出ないのに学校に赴くのは億劫で、“疲れるし面倒”という思いもありました。
顔見知り程度のママさん達と顔を合わせるのもイヤという気持ちも…
運動会前は私の中にモヤモヤした思いが燻っていて、何にモヤモヤするのか考えに考えて出た答えは『周りと比べたって仕方ない』でした。
皆んなと同じようにやりたいけれど、なぜだか怖くて出来ないと悩んでいるのが息子です。
そもそも『周りと比べる必要がない』のですよね。
種目に出場するというスタイルで運動会に参加する子、徒競走だけ出場する子、学校に来ないという選択をする子、様々な理由でそれぞれの参加方法がある中で、息子は運動会を見学するというスタイルで運動会に参加するだけのことです。
運動会当日、グラウンドの端から開会式を見ていた息子に気付いて「来てくれて良かった。皆んなといるのが難しかったら、本部席に座っていて」と声を掛けて下さった他学年の先生。
誘導や審判等、運営に多忙の中でも息子に声をかけたり、手を振ってくれる先生もいらっしゃいました。
「久しぶり、元気にしてる?」
「いいのよ!無理して出なくたって、ココまで来て運動会の雰囲気を味わっているだけで十分でしょ。頑張ってるんだから、それでいいのよ!」
と以前と変わらず明るく話しかけてくれたママ友。
「運動会、参加できて良かったね」と仰ってくれた養護の先生。
前日に「私は忙しいので、息子さんの様子を見る事はできません」と電話があった担任からは休明けに「出欠確認したいのですが、運動会の日は見学に来られましたか?」と確認がありました。
色々な考えの方がいらっしゃることは承知しています。ハッキリと私の耳に入らないだけで否定的な方もいらっしゃると思います。ですが、私がモヤモヤ思い悩んでいた気持ちを吹き飛ばす温かい言葉を素直に受け取って4年生の運動会の良い思い出にしたいと思います。
帰路、息子は「皆んなと踊るのは無理な気がするんだけど、来年は徒競走で走るくらいはしたいなぁ」と前向きなことを口にしてくれて嬉しかったです。