昨夜12時前に病院から連絡が来る。

お父さんの熱が上がり、酸素も減って来ている。

万が一の時、お電話しますので、
出られるようにしておいてください。

私は電話を待たずに、直ぐ病院に駆けつけた。

兄に連絡を入れてから。

ベットの上のお父さんの呼吸が普通ではない。

タンが絡み、かなり息苦しそう。

タンを吸引すれば、酸素が減る。

やらなければ、喉を詰まらせる危険性がある。

何度、吸引しただろう。

お父さんの呼吸が少しずつゆっくり、

そして小さく。

午前7時52分。

天国へ旅立って行った。

ありがとう、お父さん。