この本を読み終えたとき、千恵さんは他人ではないような気持ちになりました。友人です。
本を3回読み、築地の国立がんセンターへも足を運びました。
変な人に思われるかも知れませんが、太郎さんと同じくらい、それ以上に深い悲しみや寂しさを感じました。
昨日、太郎さんへメールを出し、返信が来て私の心の中で気持ちの整理をすることが出来ました。
私たちは明日が来るかもしれないという“生きる素晴らしさ”を教えてもらいました。
だから、もう下を向いては行けません。いつまでも下を向いていたら千恵さんが、天国の千恵さんが悲しむと思います。明日を迎えるために今日を精一杯生き、その一歩先を見つめましょう。
千恵さんのことは忘れません。
だから、この本をそっと部屋の本棚に並べておきます。
千恵さん、またお会いしましょう。