その日の夜、子どもも夫も寝た後に両親に電話をしました。
舌がんの経過観察のために行った
PETの検査結果を『なんともなかったよ~』
と報告できるはずだったのに
突然、
PET検査で引っ掛かり、
その日の内に乳腺外科を受診し、
乳がんの疑いがあると言われた。
そんな報告をすることになってしまいました。
あまり心配させたくない気持ちもあり、『残念なお知らせだよ~』と明るく報告していましたが、
『胸がなくなって子どもがショックを受けるのが心配』と伝えた時は涙がでました。
そして、その後に泣きながら確認したのは、
『お父さん、お母さん、お金ある?』
『私が死んだら、子どもたちの教育費もかかるし…』とお金の話でした。
3度目のがんで
いよいよ次で死ぬのかも…
そんな不安がどうしてもよぎってしまうのでした。
退職し老後を楽しんでいる両親に
(コロナ禍で楽しめてはいなかもしれませんが)こんなことを言うほど、子どもたちの将来が心配です。