【作詞】不詳【訳詞】角 智織【日本語補詞】樋口 了一【作曲】樋口 了一

年老いた私が ある日 今までの私と 違っていたとしてもどうかそのままの 私のことを 理解して欲しい私が服の上に 食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れてもあなたに色んなことを 教えたように 見守って欲しい
あなたと話す時 同じ話を何度も何度も 繰り返してもその結末を どうかさえぎらずに うなずいて欲しいあなたにせかまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末はいつも同じでも 私の心を 平和にしてくれた
悲しいことではないんだ 消えて去って行くように 見える私の心へと励ましの まなざしを 向けてほしい
楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったりお風呂に入るのを いやがることきには 思い出して欲しいあなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけていやがるあなたと お風呂に入った 懐かしい日のことを
悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい
いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかも知れない足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったならあなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めたようによろめく私に どうかあなたの 手を握らせて欲しい
私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと 思わないで欲しいあなたを抱きしめる力が ないのを知るのは つらい事だけど私を理解して支えてくれる心だけを 持っていて欲しい
きっとそれだけで それだけで 私には勇気が わいてくるのですあなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように私の人生の終わりに 少しだけ付き添って欲しい
あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びとあなたに対する変らぬ愛を 持って笑顔で答えたい
私の子供たちへ愛する子供たちへ


24日の大阪文経塾で取り上げられました。

他には学校活性化条例や瓦礫の受け入れ、大津のイジメについて議論しました。