先日、カイポケ (株式会社SMS)セミナーに登壇させて頂きました。講演内容は介護現場のICT化です。
当社の取り組みをご紹介する前に今回は介護現場でのICT化がどれだけ業務改善(手書きvsデジタル)に効果的なのか論文を用いて紹介させて頂きました。
実にこの論文によると業務の25%は記録とその情報共有に費やされていると記載、そして一般的なICT化(スマホ、タブレット利用)を行う事により従業員1人1日あたりの時間削減効果は59%と結論付けています。
この客観的な話から当社の事例を紹介させて頂き行動科学を用いたICTの導入方法をご紹介致しました。

我々の業界は未曾有の働き手不足。

私の登壇前には大手会計事務所から会計の自動化(クラウド)、有名な弁護士先生からICTを活用した相談システム、スマホアプリを利用した(弁護士先生が開発)ヒヤリハットの洗い出しから共有、防止の提案とICTを用いての業務改善はやる気になればどんどん進めて行ける環境になりつつあります。

私は自立支援に向けたデーター取集を人(現場スタッフ)が行う事に疑問を持っています、人がデーターを取り扱うと必ずバイアスが入り込み純粋なデーター取集、分析が出来ないと考えているからです。
この問題はIoT(モノのインターネット)とクラウドで解決出来ます、またその様な商品も試作品で出て来ています。
私はこのIoTを現場に広げ自立支援の効果を高める為に取り組んで行きます。

我々介護業界を持続可能にする一面をデジタル化が担っている事は確かです。

面倒なのははじめの一歩だけです。

皆さんのその一歩の為に今後も登壇をさせて頂きたいと思います。