突然浮上してきたそんな気持ち
私にもそんな気持ちがあったのだ、と驚いた。
私は(たぶん)ふーん族で
自由がなにより大切で
だから ほっておいてほしいと思っていた。
いやまあ、それもあるんだけど。
世界の中心でいたい
いや
あなたの人生の主役はあなたで
どんなに主役のように見えるあの人でも
あなたの人生では脇役なんだよ
とかそういうのではなくて。
私はいつも誰かの脇役で
いや脇役ならまだいい方だ。
エキストラみたいなもんだった。
なんなら、その撮影を見にきているギャラリーのようなものだったかもしれない。
子どものころは
おとなしくて成績は優秀
問題行動を起こすことも
ぐずって大人を困らせることもなかった。
ほっておいても大丈夫な子だったと思う。
でも
ほんとは、かまってほしかった。
いつしか
集団の中の私は
いてもいなくてもいい存在だと感じるようになった。
どうでもいい人間だと言われているようで
かなしかった。
さみしかった。
わーわーぎゃあぎゃあ言って周りの人を巻き込む人が苦手だった。
わがままに振る舞っているように見えるのに人気があって、人の輪の中心にいるような人にざわざわしていた。
あれは、
羨ましかったんだ。
私はここにいるよ！
気づいてよ！
忘れないで。
かまってほしい。
かなしいよー
さみしいよーー
そんな気もちが今日は出てきたから
ここで叫ぶ。