ブログにお越しいただきありがとうございます。
またまた久しぶりの投稿です。
ほんと気まぐれですみません
息子が6年生となり、
子育てが次のステージへと移り変わるのを肌で感じるようになって、
自分のなかで、自分なりの道ができたかな~なんて思うことがあったので、
記録も兼ねて書きたいなと思いました。
少し長いですので、お時間のある時にお付き合いいただけると嬉しいです。
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よく、
「子どもを信じましょう。」
という言葉を耳にすると思うのですが、
「信じる。」
って言われても、
「よし、子どもを信じよう!」
って思っても、
心のどこか奥の方で、
「いやぁ、どうかなぁ・・・無理じゃないかなぁ?」
って気持ちがあったとしたら、
「信じる。」っていうのは、
ちょっとしんどくないですか?
もし、
わざわざ「信じよう!」って思わなくても、
勝手に「信じれちゃう状況」になっていたら、楽ですよねー
というお話です。
少し前の、うちの子のエピソードを書かせてください。
息子は5年生の夏から、一人でバスと電車で習い事へ行くことになりました。
(学校の決まりでは、いけないことになっています)
何度か一緒に行ってみて、まあ大丈夫かな、ということで。
でも最初は、困った状況を勝手に想像して、愚かな母は心配しちゃうんですよね
でも、まあ、いつも何事もなくちゃんと帰ってくるんですけどね。
そしたらある日、帰ってくるはずの時間に、帰ってこないことがあったんです。
習いごとに電話したら、とっくに帰ったと。
(うちは携帯を持たせていないので、連絡は昭和です)
めちゃめちゃ心配しました。
そわそわ。。。
よくあることと言えばよくあることなんですが。
でも今回は行ってる先が違う・・・
友達と遊びに行って帰ってこないというのとは、やっぱ違う・・・
何をしても落ち着かないし、時間ばっかり気になるし。
焦る気持ちとか、後悔とかでいっぱいいっぱいでした。
そしてヤツは帰ってきました。
「のど乾いた~!お茶お茶~!」と、ドカドカ歩いて、
冷蔵庫あけてお茶をがぶ飲みして。。。
おぉーぃ、母の気持ちはどうでもいいのかよぉーーーぉ
「なんでこんな遅くなったんー!めっちゃ心配してんでー!!」
と言ったら、
「俺な、これ、一回やってみたかってんー」(←これ大事)
と、ものすごい自慢気に(←これも大事)
リュックから青いビニール袋を出してきたんです。
それは、お小遣いで買ってきた「コロコロコミック」でした。
「バスを途中で降りてな、本屋さん行って、これ買ってん。でもな、一回バス降りたら、またバス代かかるから、あかんかなーって思って、そっから歩いて帰ってきてん!すごいやろ!あの坂も全部上ってんで!」(自慢気に)
「えーー、マジで!帽子もお茶もないのに!?よく熱中症にならんかったな。」
(駅から家まで大人の足でも40分はかかるぞ(゜_゜))」
「すごいやろ~、すごいやろ~、こういうの一回やってみたかってん」(自慢がおさまらない)
なんかどうにも嬉しそうな息子を見て、つられて、
「すごいね~」
と言ってしまいました。
ん?でも!
でもですよ。
私のさっきまでの心配と
息子のルンルン
同じものを指しているのに、
このギャップはいったい何だろう???って思ったんです。
それは、まぎれもなく、
息子は私が思ってるより大人だった。
ということ。
そうすれば辻褄が合うんです。
私がこの辺まで!と思っている息子と、
実際の息子のレベルが違っていた。
だから、こんなギャップが生まれたんだ。
そう思わざるを得ない状況となってしまったんです。
あぁ、もうこういうことも出来ちゃったんだなー。
って思うと、私の思う、息子はここまで!のラインが少し上がる。
このあたりまでは大丈夫なんだな、と認めざるを得ない。
これから似たようなことがあっても、
勝手に「信じれちゃう状況」が出来上がるんです。
この繰り返し、ギャップの積み重ねがそのうち、
「息子はなにがあっても大丈夫」となるんだな、きっと。
(もちろん、ただ遊びすぎただけで遅く帰ってくることもありますが)
100組の親子がいたら、100通りの親子関係があると思うので、
これはあくまで我が家の話ではあります。
ちなみに、うちの息子はそんなに熱く自分からやりたいことを口にするタイプではなく、
周りの雰囲気に合わせてやることを決めている?
と感じることが多くて、
今回のように、
「これ、一回やってみたかってん!」という、その気持ちは、
何の影響もなく、彼がそう心から感じたことで、
誰の許可も得ずにやったんですよね。(自由に決める)
そして、彼なりに大成功に終わる。(この顔!)
これが、成功体験ってやつかな、と思うんです。
子どもが自分からやりたい!と思ったことは
きっと出来ることなんですよね~
母の気持ちはとってもフクザツになるときがあります。
でも、こんな色々な気持ちを経験させてもらえるのも
やっぱり子どもがいてくれるから。
ありがとね。
母の思う範囲を超えてしまったとき、
母は心配する。怒りたくもなる。
でも、子どもが喜んでいたなら
一緒に喜ぼう!
と、心に決めた母なのでした~(今日のわんこか!)