太平洋を行くのブログ

いよいよ2週間後に、再びインドの子どもたちに再会します。


頑張って一週間の連休を 勝ち取った!!

でもインドから帰ってくる日は、そのまま夜勤日なんですけどーー



でも、有給をとるのに 毎回苦労する。。。



あっても 取れない 有給


自由に使えない有給って 意味があるのか。



まぁ いいや音譜

インドの子どもたちへの授業 をするがための 旅クラッカー


うちの施設の入居者様も、ぞくぞくと先生として活躍中です。動画がたまって編集が追い付かない…



===== Teach For Future =========


高齢者(今回は日本)が 世界の子どもたち(今回はインド)のために 


映像を通して教育の機会を提供し 未来を共に創っていく(共創社会)事業


※個人情報なので写真もアップできないのが残念。

※ご覧になりたい方は…直接ウチの施設に来てください^^


【参加者】アミーユ寝屋川寿町の3組の先生

【対象】インド最貧地域ビハール州ニランジャナセワサンガの子どもたち


 ・折り紙先生 (90歳代 女性、80代 女性、80代の女性 の3人グループ)

 ・裁縫先生  (80代 女性)

 ・絵画の先生 (80代 男性)


●折り紙先生たちは、毎日のように新しいORIGAMIを開発しています。

(鶴、風車、かぶと、やっこさん、きつね、からす、せみ、箱…と種類は様々!!)


●裁縫の先生が縫い方を丁寧に教えてくれます。


●絵画の先生は、もともと日本の大企業で絵画を教えていた方。

個展も開かれていました。



さてさて、遠く離れたインドの子どもたちは

映像にうつった 日本の高齢者の方を見て どう思うんでしょう。



個人的には、この取り組みを始めてから2ヶ月間 カメラ、そしてビデオを回していて

現時点で すでに 新しい付加価値が生まれましたアップ



■ORIGAMI先生■

折り紙グループは、もともと身体的に健康な方々で

施設に入ったことで暇を持てあましていた方々です。


今回の企画も内容を理解され、毎日のように「ORIGAMI」を子どもに届けるという仕事をこなしています。

ここまでは、こちらの仕掛けの範囲でした。


でも予想外だったのが

本人様たちで、ORIGAMIを どんどん 新しく開発していった ということ。

こちら側は、「鶴の折り方」で調整していたんですが、


「子どもたちならかぶとが喜ぶんじゃない?」

「●●さん、インドにかぶとはないわよ。」

「そうね。じゃあ、…」


って感じでw まるで 企業の商品開発部門のようにニコニコ



高齢者施設の課題として、「高齢者の方の役割が無いこと」があって この課題はとても大きいんです。


そこに、“仕事”を創出できる環境さえあれば ORIGAMI先生のように 役割を持って生活できる


ってことがちゃんと実証できたこと。

すごい付加価値だと思います!!

(徳島県上勝町のいろどり 葉っぱビジネス から学びました)



しかも、大事なのが どの施設でも 簡単に取り組めるってこと。


うちの入居者様が特別に折り紙が上手かった?特別な能力があった? そんなことはない。

仕掛け次第でなんとでもなる!!


仕掛ける側の意識次第


■裁縫先生■

個人情報は載せられないけれど、

心肺機能が悪くて、外出はできない。車椅子。


撮影はお部屋でさせていただきました。


車椅子であっても、その方の得意とする “舞台”を創ることで 役割は生まれます。

その方は撮影の間ではあるけれど 活き活きと 語ってくださいました。


手がすこししびれてたらしいんですが。


障害があるからといって、諦めてはいけないと思う。

きっかけさえあれば、方法さえ変えれば、この方のように、可能性は拡がるはずだから。



■絵画の先生■

個人的には、一番この方が 今回の「Teach For Future」で 付加価値が生まれたと思っている。


認知の障害が多少ならずある方だったから。


だから全て導線を引きました。

「インドに行って授業をしようと思っています。そこで子どもたちのために、絵を教えてください」

「インド。いいねぇ。そうか。子どもたちに絵か。」


「…」


「インドは何があったかなぁ」と戸惑ってしまう。


その方のなかで、

『インド』 と 『子どもたち』 と 『絵を教える』 ことが バラバラに理解されていたんだと思う。



そりゃそうだ。

インドの子どもたちに一度会っている自分ならまだしも

あったこともない、インドもイメージがない方には 質問が悪かった と反省している。



「富士山の書き方を教えてください。子どもたちのために」



『インド』をキーワードから無くして 代わりに『富士山』を加えてみた。



「あぁ、富士山な。そうだなぁ。」

「富士山はな、こうやって ガガガガガッ って描くんだ」

と震える手で でもしっかりと 画用紙に 富士山が描かれていきます。



震える手が描く 三角形は 


まるで心拍メーターのように


時には 弱く 時には 激しく 波打ちます。



1枚数10円の 富士山は 生きた証。



その方の奥様は かけがえのない価値を感じられたそうです。





「Teach For Future」の取り組みは、社会を変えるものじゃないけど


ぜんぜん世界の貧困問題のソリューションにはならないけれど


きっと、福祉という仕事の 新しい価値を生み出すと 思います。



Social Work (社会貢献事業)


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太平洋を行くのブログ

このパズルは 衝撃的出会い。



「世界の名画 パズルカードBOX」 小学館


ダヴィンチ、モネ、ゴッホ、ルノワール…


全部で16点が楽しく学べます。なんと1000円!!良い仕事するよねぇグッド! 小学館



 貧困地域の子どもたち。

 もちろん世界の名画なんて見たことが無い。

 

 普遍的な(たとえば人間が美しいと感じる黄金率)感覚は あるんだろうか。


 ルノワールを見て、「美しい」と感じるのか。


 『モナ・リザ』を見て、神秘的と感じるのか。


 はたまたなんの興味も示さないんだろうか。

 

 

子どもたちの反応が 今の最大の関心事


予想は裏切られるんだろうなぁメラメラ


 このパズルを インドじゃなくて、アフリカの子どもたち見せたらどうだろうか?

 地域によって反応は 変わってくるんかな。


とかにひひ



これは お買い得!!


注文をつけるとしたら、 なぜ 日本の名画が 入っていない。小学館さんよ汗