朝、準備をして、Tvを見ていたら、
突然、二階の次男の部屋から、
「やべぇ、・・・・・・・・・」
何か、叫び声がしたあと、ドドド~・・・バタンドスン
何?何が起こった?と不安な私。
さっき、新聞取りに行くまでは、鍵かかってたから、泥棒って事、ないもんなぁ?

ダダダダダ~
次男が掛け降りてくる?

バタン
「あのさぁ・・・」
見ると、うちの次男くん、パンツにTシャツ姿で、立っている。
私と目が合った瞬間、固まった。
私も、叫びと、ドタバタの謎が、その顔を見た瞬間、解けた。
で、冷静に
「大丈夫、まだ、6時20分だよ。」と満面の笑みで答えた。
「ああ・・・。そっかぁ、・・・良かったぁ・・・」
「8時過ぎてると、思ったわ・・・、助かった。」と、
トントントンとまた、二階へ引き上げて行った。
普段、寝てる時は、揺さ振られても、
上に乗られても、起きない旦那さん、
あまりの騒動に、飛び起きて、次男の飛び込んでくる様子を眺める程だった。

寝坊したと、思い込んだ次男、
普段、チャリで、10キロ程の道のり、学校まで通っている。
間に合わない、新学期早々、遅刻は・・・。
と焦り、旦那さんに送って貰うしかない。と、下着姿のまま、掛け降りてきたのだった。
いつも、下着姿で家の中でも歩いた事のない次男。
その慌てようときたら。
うちの旦那さん、目が覚めてから、どんなにがんばっても、10分はかかる。
普段でも、出かける事になってても、時間が守れず
いつも、私達は予定時間より、最低でも30分は待たされる。
寝呆けた頭でも、その事はすぐに頭をよぎり、
自分の準備の前に、旦那さんを起こさなければ、
学校、間に合わないと、
掛け降りた次男。
なかなかやりますなぁ。
と、旦那さんと三人で、爆笑しました。

でも、私はいつも7時15分には、出かけるのだけど、
その時間まで、次男の顔を見ないときは、起きてるか、確認してるじゃない。
起こされてないから、おかしいとおもわなかったの?
と、夕飯の時に聞いたら、
「後から、冷静になって、そう思ったわ。
でも、マジ、アカン、間に合わない。
ヤバイ。って、焦ったわ。
そしたら、母がおるやんかぁ。
何で?って思ってさぁ。
母が、大丈夫。6時20分って言った瞬間、
力抜けたわぁ~」だってさ。
でもまぁ、冷や汗もんだけど、
何事もなく、良かったよね。
次男君、また一年、頑張って、気を付けて通ってね。
と心でつぶやいた、母でした。