今日は、BPAフリーの保冷水筒について。
長男の水筒は4歳くらいに買ったもので、そろそろ大容量のものを買いたいと考え、BPAフリーの保冷水筒について色々調べたので、記事にまとめたいと思います。
近年、BPAによる健康被害への懸念が高まってきたため、「BPAフリー」という認証マークがついた製品がよく見られるようになってきました。
↑のようなマークです。
BPAとはポリカーボネートやエポキシ樹脂などのプラスチックの原料となる化学物質、ビスフェノールAのことで、
BPAフリーとは、プラスチック製品にBPAを含まないことを意味しています。
BPAは食器や容器などから飲食物に移行し、食事を通して人の体内に取り込まれることがあり、
世界の一部の地域で規制されており、BPAフリーを目指す動きが世界でも見られています。
日本の食品衛生法の規格基準においては、ポリカーボネート製器具及び容器・包装からのBPAの溶出試験規格を2.5μg/ml(2.5ppm)以下と制限しています。
BPAフリーの製品には、BPAの代替物質であるBHPF(フルオレン-9-ビスフェノール)やBPS(ビスフェノールS)が使われている場合があります。
しかし、これらの代替物質の有害性の研究データが少ないため人体への影響は未知数であり、BPAフリーだから安全とは言い切れないのが現状です。
これまでの水筒はサーモスのもので、漏れたりもせず、安心のメーカーかなと考えて、サーモスにBPAについて問い合わせてみました。
問い合わせの結果、サーモスの水筒はどれもBPAフリーではなかったので、象印やタイガーにも問い合わせてみました。
象印:BPAフリー
ステンレスにフッ素加工あり
タイガー:BPAフリーではなさそう(回答はBPAの検査をしていないため、回答できません。とのことでした)
象印はBPAフリーでしたが、フッ素加工がしてあるようなので、他のメーカーを探しました。
日本のメーカーでは、ピーコック魔法瓶が良さそうでした。
ステンレスにフッ素などの加工がなく、またBPAフリーです。
さらに、ステンレスの種類がサーモス、象印、タイガーなどに使われているSUS304よりも
高耐食のステンレスのSUS316を使用しています。
アメリカのメーカーですが、 klean kanteen(クリーンカンティーン)もステンレスはSUS304ですが、
BPAフリーなのでオススメです。
今回、ピーコック魔法瓶のものとクリーンカンティーンのものと迷いましたが、長く使いたいと考えて
デザインが好きなクリーンカンティーンのものを選びました。
長男には946mlの大容量のチャグキャップタイプのものを選びました!
今、水筒を探している方の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
YUMI