服薬を開始して吐き気、倦怠感が増え仕事にもいけない日が続いた。

 

社会保険付きのパートでだいたい今まで月に手取り高い時で12万だったのが

休む回数が増えていき月に8万、5万に減っていった。

朝から調子いいと思って出勤しても、トイレとの往復で出勤1時間で退社することもしばしば。

 

病院代も稼がないといけないのに、薬を飲む事で行けなくなってと悪循環。

病院に相談して一旦休薬の話も上がったけど、休んでる時間がもったいなく感じてそのまま継続。

 

職場には入る前から子どもはいないが、計画はしている事も伝えていたから

融通は聞かせてくれるし働いている人はみんな主婦さんばかりだから

「遠慮しないで!」と言ってもらうけど申し訳ない気持ちとこんがらがって

そのままの言葉に甘えっぱなし。

 

だんだんと情緒不安定も加わり、メガネさんや会社の人に対しても

不信感を抱く様になり疑心暗鬼に落ちてってた。

優しい言葉をかけてくれるけど、ほんとは陰で悪口を言われてるとか

被害妄想が半端なくて、、、。

心配のラインでさえも探りをいれられてるとしか思えなくなり返信を返すのが苦痛だった。

 

時々出勤をすれば、社長の奥さんから

「旦那にプレッシャーをかけすぎ」

「焦りすぎ」

「出来る問もできない」

「旦那がかわいそう」

「体調戻るまで薬止めたら?」などなど

 

悪気があって言ったわけじゃないのはわかってるけど

言われると堪えるものがある。

 

奥さんは、70代ぐらいだが、子どもはすぐ出来たらしく

まぁ田舎なものでデリカシーもなにもない。

元々、ここの主婦さん達も妊娠している事に気が付かないぐらいの

つわりもなく順調に出産までいけた人ばかりらしく

奥さんも、すぐできるから!みたいなスタンス。

 

わかってほしいわけじゃないけど、

この狭い田舎社会でどう自分をふるまって

明るく穏便に事を流せるかだけを考えないと噂なんてすぐまわるし

「あそこの○○さんは~」ってすぐ言われちゃうから

私の行動1つで家族が住みにくくなるなら

明るくふざけて気にしない様に振る舞うしかなかった。

 

 

メガネさんには毎回泣きながら言われて嫌だった事を伝えていたから慰めてくれていたよ。

 

でも

「薬やめてもいいよ」って

言われるのだけは嫌だった。

じゃあなんの為に何ヶ月間も飲み続けて病院代払って

嫌な気持ちになりながらも仕事を続けていたのか全部が無駄になる気がして。

 

「子どもがいなくても、2人で過ごせればいい」

それはメガネさんの半分は本心だと思う。

でも、子ども好きだから子ども関係の資格ももってるし

最終的には養子も視野に入れているけど

周りがなんていうかが不安だった。

「関係ないよ」っては言ってもらえるけどね。。