本当に募る思いを相手に伝えたいなら…拙くても、使い古されていても『己』の言葉を使え。 他人の紡ぐ無責任で曖昧な『言霊』に何の『効力』があろう…相手に伝わるモノは『言葉』では無く、『魂』そのものなのだから。
春は紫、夏は水、秋は藍、冬は金…久し振りに露台に腰掛け昼と夜の温度差に生まれたる陰陽、境の時津風を浴びる夕暮れ。暮れ往く蒼、迫り来る黒に何時までも露草色の粒子を残し視覚を以て夏の訪れを与えたり。古より"天"と呼ばわれ、幾重と巡り重ねてきた遥かなりし道行の如何様なる常世語りを今、君は打ち明けているのだろう?別れを惜しみ去り難く梢に絡まる蒼に重なりし粒子の残像は誰もが抱える郷愁の移り香か。春ハ青藤、夏ハ露草、秋ハ 濃藍、冬ハ白金…吾、感ズル四季乃蒼。時ヲ経シ故、其ノ蒼乃密度多々益々、鮮明ナリ。 【渡リ征ク、蒼ノ記憶。】 ~ Y.Y ~
クロウタドリハ 夢ヲミル。哀シキ夜ノ 闇ニ溶ケ静寂ニ 消ヱ逝キテシマワヌ様、タダ "キミ" ノ 為ダケニ。クロウタドリハ 夢ヲ見ル。其ノ傷厶背ヲ 掻キ抱キ温モリ 忘レテシマワヌ様、タダ "キミ" ヲ 暖メル。ソンナ歌ヰノ 夜ガ明ケズキミヲ訪ヱバ 良ヰノダケレド。クロウ タドリハ 翼、震ワセ凍夜ノ闇ニ 夢ヲ見ル。 【Brackbird】
薄紅に佇む ひとりの少女を映す鋭角に削られ、罅割れし大きな鏡は僅かに位相の 周波を擦らし乍ら幾重にも際限なき ひとつの姿を木霊の如く重ねる。写し身を欠き、剥落した硝子の残痕に残るぽっかりと浮かぶ 暗き闇の中から輝きを喪った欠片を其の細い しなやかなる指先で強く握り締め、裡に介在す 凡る総てを込め繭を破り 羽化を遂げた る毒々しくも純を象る鮮やかなる アゲハ蝶の如く其の紅に充ちた鮮血を噴き出さんばかりの叫び声を発する。"ワタシハ 此処二…" ト。 【FRY TO HIGH】
It's a piece of small diamond hidden your imagination by many trash.Listen to the sounds repeat single-mindedly until become to good shine, in order to get a consolation in 1 page of your heart.That's how. Your favorite one is able to growing to the "∞" in your mind. 【 Música 】
敢えて違えし釦を選び苦味際立ちたる熱き珈琲を友とす04:14.未だ"自由"を吾が掌に摑むは難い。絹糸の如く刻まれし"二十四乃刻印"とはかくも自在と御すに難く、かくも容易為ら非るものか。灼熱に荒れ、健常を悼む胃の腑へ、烏羽色の雲居に紛れ滑り墜ちたる目の端に映らぬ氷塊はやがて吾を撃ちのめし、しとどに湿す雫となるだろう。びくとも動かぬ変哲無き黒檀の夜気に囚わるるを善しとせず自ら振り切り加速を。夜長人、斂葬乃儀礼に玉乃緒脅かさるを厭わず。孤独を善しとす星降夜の向かう先へ。蒼と翆の、鮮やかなる光へ。 【流星錘】 ~ Y.Y ~
天より下され賜ゐし羽衣の如き軽やかなる薄布に痩せ衰えし総身と、変えられぬ思慕を包む闇の夜。櫂、軋む音は水面に墨痕の轍曳き、外界を断ち切り漕ぎ出だす葦の小舟は凪の大海へと滑り込む。未知の標となる白銀の灯火を其の無骨なる両の掌にそつと掬ゐ、 其処に僅かばかり陰影揺らぐ燈燭は清かなる柔き水に融け、混じりて。ミルク色に瞬き静やかに冴え渡る鏡鑑の如し。月が零した涙の体積は満ちたる分だけ潮の嵩を上げ、隙間より溢れ出すミルク色の雫は静かに揺らめき、惹かれ墜ちてゆく。君が為と、零せし涙と共に深き藍蒼の海底へ、いざや深海の孤独の奥、深くと。嵐の夜、波間を漂い藻屑の泡と消え逝きた人。何を以て何を与え、何を成す為に其の命、殉じるか…君は気付き、受け入れてしまった。象牙色に輝く御身の証痕すらも遺さず。僕は君の微かに残せし鬱屈の宵闇を抱え情を断ち切り、尚も貫く事が出来るだろうか。遥か昔の御伽話。愛に殉じ、身を躍らせ投じたる海の泡と化した君の許へ。此の月灯りの純なる分だけ慰めと少しでも早く届きます様に。 願ゐはひとつ。残照の余波を抱きて一縷の希み掲げたる白銀の灯火の許唯、現身の君に逢ゐたゐ。両の掌より放たれし光は君の許へ届くだろうか?【Farcical Story】~ Y.Y ~
暮れ方差し迫る帰り途、南嵐に乗りひらひらと眼前を過る時節外れの胡蝶に拐かされ脚を踏み入れた境内。蜩の叫びが晩夏に疲れたかの如く途切れがちに響く人気無き翠の苑の廃寺にやがて辿り着く。君、翠と繁る木立に其の天鵞絨の翅を休め、息潜め透鏡翳す僕を宥め慰めるかの如く其の鮮やかなる紋様を大きく開き、唯、静かに誇る…胡蝶、"死者の魂"たる化身。此れ"復活"を顕すと云う…今日という一日に相応しいじゃないか。 ~ Y.Y ~
"疲れる"の対義語って"元気"じゃないよ?辞書で調べると確かにそう表記してあるのもあるし言葉では上手く表現出来ないけど疲れてたって元気だもんw"常識"じゃなく意識を裡に向け探ってごらん。『ソレハ別モノ』って感じるから。 【対義語】 ~ Y.Y ~
万人共通の"一秒の定義"其れは幾人たりとも抗えぬ人類の為に与えられし"摂理"留まらぬ水流の如き流れの中を8beatで刻む者が在り、16beatで刻む者が在る…唯、其れだけの事さ。…さあ?どうしてこんな詩を僕は綴りたくなったのだろうね?瞳に映す白き夏雲は唯、ゆったりと流れてゐるだけなのに時の概念も持たず。 【時乃概念】 ~ Y.Y ~
其乃地に釘付けされたかの如く1ミリたりとも動けなゐ煤け、埃まみれの自転車。朝な夕なと其処に佇み慌しく流れ逝く刻の移りを唯、眺めてゐるのだろう。嘗て共に駆け抜けた風薫る時、懐かしみ乍ら。たったひとり、思ゐ返す誰かがゐれば。君は救われるのに。 【忘却】 ~ Y.Y ~
空梅雨の垣根を鮮やかに彩りし華、地、堕ち混じわる様々なる落葉の如し。我、汝の名も知らぬ。翔ぶを知らぬ、蜜に群がる胡蝶の羽が見し夢は如何なるものだろうか? 【胡蝶乃夢】 ~ Y.Y ~
雲、流るるは南溟の涯。我、傾けるは風の便り。風、翼の許に翻し地、蹴りたる彼の人は蒼、何処を翔くるだろうか? どうか何をも障り無き自由を。新たな異国の憧憬に於ゐて陽、掻き消す慟哭の雨、降らせ給へと願い賜ふ。耳、澄まし断崖の砦。蒼、渡り往く彼の人の翼、微かに触れたであろう風、運ぶ刻の声を聴く。【岬乃砦ニテ】~ Y.Y ~
未明より続きし雨は翆の森ならず四葩の花をも深く染め上げるだろう。雨に打たれ、急ぐ人々の裡もまた深く、豊かに色付けば素敵だ。そんな事を考えながら軒下のひと時なる隣びとの空、向かう目を眺め遣る夕刻。【雨中乃旅人】 ~ Y.Y ~
"知識"とゐうものは良かれ悪しかれ、其のもの自体は常に唯の"原石"である。ひとつひとつを『是』とするか、『非』と判ずるかは各々の"裡なる声"に耳、傾けよ。そうして初めて"原石"は磨かれ、輝きを増し己自身の"財産"となる。【Diamond】~ Y.Y ~
君、思ひ違そね。 我、人に道説くを著すに 生まれたに非ず。 我の道成すに生まれぬる 幼けなる塵の末也や。 我言ふらむ事を 真似ぶらむを常の事と 言い遣るは我、左右に及ばず。 然れど 君ならで生まれたりけり 言の葉に傅くも また在りぬ可し。 ~了~ Y.Y
抱きし『砌』暴き 剔抉なす事に 一体、何の『益』が あろうというのか? 此の己の総てすら 見渡すに儘ならぬ 愚かなる身に。 そんな想いに駆られ乍らも 机に向かい長き夜を潜り抜け 疲れと痛みに居たたまれず 露台へと繰り出した。 其処には西方の山に 横たわった雲の峰々に、 刻々と傾き沈む 時満ちた緋の月。 我、目を奪われ 唯言葉無く眺める。 言葉無き僅かな時至り やがて空に還るは 変哲無き何時もの綾… 其の美しく移り変わる一刻を 細やかな言の葉に映す為、 我語る『偶然』という 名も無き者の声は 確かに我が名を喚んだのだ。 ふとそんな事を考える。 ならばそっと今は亡き 遺された想いを 両の掌で包み込み 僕の胸に刻み、 心の臓の鼓動に乗せ 風 無き夏の夜の言の葉に孵し、 恍惚と失望の狭間に 僕の出来る限りで 貴き御方に還そう。 天と、地と、 生と、死を。 そして、 そのふたつを分かつものを。 ~了~ Y.Y
己の人生の『未来』とは常に 未踏の草原であり 未踏の砂漠であり 未踏の雪原であり、 前人未踏の頂抱く峻峰である。 『道』とは過去。 振り返り己の足跡を認め 初めて見えるものだと 僕は思う。 眼前に広がるのは 『未知』と『標』のみ。 羅針盤を片手に 『今』と言う時を切り拓き 初めて 己の足許に『路』は出来、 己の足跡に『道』は遺る。 真っ直ぐ曳かれた道、 曲がりくねった道… 形は様々であろうが 今、此の時まで途切れる事無く 誰もが確実に曳いて来た独自の道。 己の良心以外の 誰に恥じる必要があろうか? 人生に於ける『事象』に 『無駄』な事などひとつも無いのだから。 ~了~ Y.Y
陽光の煌めきで積み重ねた 小さな 僕乃王国は ひとつの礫の波紋ひとつで 薄い硝子の如く 軽やかな儚き音を立て 呆気無くも砕け散った。 俯き、唇を噛み 残されし芥を両の拳で掬い、 奥深き鼎にぎゅっと抱き込む。 其処に流れ落ちた血と 欠片に射し貫かれ 噴き出した痛みは、 笑顔に総てを隠した 堪え霞む僕の視界に どんな景色を 与えてくれるのだろう? 天駆ける半身を 闇に隠した破鏡の月は 連星の如く幾重にも重なり、 皹割れ重なる僕の視界に 其の月明かりは 何もかもが眩し過ぎて。 総てが虚構に塗り替えられ、 孤独に支配され 哀しみの苦界の狭間に 閉ざされし闇の殻の中、 たったひとつの真実だった あなたの名を呼ぶ。 ~了~ Y.Y
額に銃を突き付けられ無いと "話せない"人間にはなりたくない。 額に銃を突き付けられて "話す"人間にはなりたくない。 そして此れは どちらも僕が目指すもの。 此の一見、 相反する言の葉が抱く 矛盾の『真実』が 真実の『鍵』が、 君に伝わるだろうか? 痛ましき事象が起こる度、 僕は顳に銃口を当て 引金を引いてみせる。 『弱き心』など、死ねば良い。 ~了~ Y.Y
人には誰しも、己の力で進む可き 『路』といふものが在る事を、 『時』が在るといふ事を 忘れてはならない。 例い其の『未知』が 孤独の海に充ち溢れていたとしてもだ。 "Sacrifice is here and now." 僕は未だ此の 『晴れの物語り』に 何が何でも、 もっと強く もっと激しき慟哭の 銀射し貫く輝きの『雨』を 降らさねばならぬのだ。 ヰヤホンを介しループする 『雨乃音』を壊す程に。 ~了~ Y.Y