こんにちは、ペンギンです。


本日は今後の株価上昇が期待される個別銘柄を紹介させていただきます。



5034  unerry  (東証G)

業種   情報・通信

株価         5590円(2023年7月14日現在)

時価総額 199億2100万円

上場日  2022年7月28日

事業内容

人流データの取得と解析を行い、顧客のDXの支援に取り組む。


簡単にですが、unerryの情報をまとめました。


unerryでは人流データを利用して、お店の販売促進、交通渋滞の緩和、観光の活性化など多様な面で社会活動の効率化の実現に取り組んでいる企業です。


  人流データとは

人流データって何?と疑問に思う方もいるかもしれません。

unerryではGPSやビーコン技術を利用して、人々が「いつ」「どこ」にいたのかを点のデータとして集積し、点を結びつけることで人の流れ(人流データ)を把握していきます。

膨大な人流データを把握することで、例えば混雑具合は勿論、混雑自体の発生や解消などの経時的変化も見える化することができます。それに加えて、点同士を結びつけることで移動手段まで把握することが可能となります。


  ビーコン

unerryの凄みとして位置情報の取得方式(GPSやビーコン技術)が挙げられます。GPSは馴染み深いと思われますが、人工衛星からの電波を受信して位置情報を取得する方式です。他にもWi-Fiアクセスポイントや基地局からも把握が可能ですが、unerryの強みはビーコン技術にあると思われます。


unerryは独自にビーコンを全国200万ヶ所に設置しており、スマホの受信用アプリと反応することで、ユーザーの位置情報を蓄積します。ビーコンの特徴は、商業施設内の何階のどの店舗まで移動したかを把握することが可能な事です。GPSの場合はメートル単位のずれが生じるため、狭い範囲での移動における位置情報取得は不得意です。しかし、ビーコンの場合は店舗に設置されたビーコンの反応範囲内に通りかかった人のスマホ内にあるアプリと反応して位置情報を取得するため、ピンポイントな位置情報の取得が可能となります。


  人流データで貢献できること

蓄積した人流データは私たちの生活を効率的にしてくれます。

・現在の位置情報からピンポイントに近隣店舗のSNS広告を配信

・SNS広告を受信した人の店舗来店確率の検証

・フロア、店舗の移動の相関を分析

上記に挙げたのは数例ですが、現在地から近くの店舗の広告をピンポイントで発信することで、来店率を上げて売上に貢献する事ができます。また、特定の嗜好性の人が特定のエリアに寄るなどのデータが得られれば、新規店舗の出店にも繋げる事ができ、会社にもお客様にもWin-Winな街づくりに貢献する事ができます。


  将来性

unerryは上場して1年程度で知名度としては低い方ですが、現在進行形で私達の生活をより効率的に、よりスマートにしてくれている素晴らしい企業です。

積極的な投資で海外進出もしており、今後の売り上げも右肩上がりなるのは確実と言えるでしょう。将来のテンバガー候補と言っても過言ではないと思います。

unerryの凄さはまだまだ伝えきれていないので、また別の機会にさらに深く紹介しようと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました!