14年間モラハラ・共依存に苦しんだ夫との決別 | 結婚生活や離婚に悩む人の伴走者 山咲みき

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離婚カウンセリングを受けてから離婚するまで

女性の後ろ姿

 

夫婦問題・離婚カウンセラー 山咲みき

 

 

 

夫のモラハラや自身のパニック障害を乗り越えて

 

 

ご主人がキレやすく、いつも顔色をうかがってビクビクしたり、理不尽な言動に振り回されてパニック障害を患ってしまい、この生活に限界を感じてご相談されたKさん(31歳)が、一年足らずのうちに離婚までこぎつけ、今は息子さんと生活を楽しんでいるというご報告がありました。

 

過去の苦しかったことなど思い出したくもない、ましてやブログ上で公表するなど嫌がる人がほとんどの中、離婚が成立してから少し時間が経ち、気持ちも落ち着いてきたのでKさんは自ら「同じような悩みを抱えて苦しんでいる人のお役に立てれば」と、ご自身の離婚に至るまでの経緯を綴ってくださいました。

 

Kさんの想いが少しでも同じように夫のモラハラや苦しい結婚生活に耐える人の目に留まり、勇気を与えることができれば・・・と願い、このブログ上でご紹介したいと思います。

 


山咲さんにカウンセリングをお願いしたのは偶然でした。

14年間の結婚生活の中で、夫の威圧的な態度や暴言に耐えられなくなり、しかしどうしたら良いかわからずネットサーフィンをしていたときに偶然山咲さんのブログに出会いました。

その時の私は占いやカウンセリングなどに依存していました。
今になって振り返ると、誰かに支えて貰わないと立っていられない状態だったのだと思います。

自分が主人に依存状態にあることは認識していました。
依存をやめたいと思っていても、どうしたら依存をやめることができるのか分からず苦しんでいたけれど「無理にやめようとしなくてもいい、自分が依存しているということが分かっていれば大丈夫」と言われ、とても驚きました。
その時に私のどんな気持ちであれ受け止めてくれる人がいる、と感じました。

対価を支払っているのだから当たり前と思われるかもしれませんが、絶対的な味方と思えるまで、絶対的な味方と感じられるまでに時間はかかりました。
山咲さんの使い放題というプランの性質を利用し、何かあればすぐに連絡をするという事を繰り返していきました。
そうするといつの間にか、占いやカウンセリングジプシーはしなくなっていたのです。
対象が山咲さんになっただけと思いましたが、それでも今までのようなお金の使い方をせずに済み、気持ちにゆとりも生まれました。

カウンセリングを続けるうちに、どんな私でも認めてもらえる、どんな私であっても味方がいるという事が自信を取り戻すきっかけとなり、行動に移せるようになっていきました。
そこからはサークルに入ってみたり、仕事をしてみたりと様々な事にチャレンジ出来るようになりました。
最初のカウンセリングから5ヶ月くらい経っていたと思います。

この頃から相談はどうやって離婚するかという内容に変わっていました。
子供の学区は変えたくないなど細かい話もしました。
専業主婦で特定の仕事をしているわけでもない。
収入もゼロに近い。
夫と離婚の話し合いが出来るような関係ではない。
カウンセリングを重ねるうちに、8月には調停離婚をすると決め、弁護士探しを始めました。
法テラスを利用したため費用も抑えられ、専業主婦だった私でも弁護士にお願いし専門家のアドバイスを聞くことが出来ました。

その後、11月に家を出て実家に戻り、調停を申し立て、年が変わって1月に離婚成立となりました。
山咲さんにカウンセリングをお願いしてから9ケ月で離婚が成立しました。

その後も山咲さんには数ヶ月に1回ほど近状報告をしています。
その度に「元気になったね」と声をかけて頂けます。

専業主婦から離婚をしましたが、今は自宅で出来る仕事をしながら問題なく生活出来ています。
驚いたのは離婚して半年たった今も、夫の必要性を感じない事です。
あれだけ依存し執着していたのに、涙一粒流れる事もなく、息子も私も毎日楽しく過ごせています。

今振り返ると、家庭内の不和が息子にも負担だったのでしょう。
離婚後の息子は、今まで以上に色々な事を話してくれるようになり、中学生で多感な時期なのにも関わらず買い物や家事などを率先してやってくれるようになりました。
また不登校気味だった学校にも行けるようになり、通知表には1と2しかなかったのに率先して勉強するようになりました。
自分が作った料理を美味しいと言って貰える嬉しさや作る楽しさにハマったようで、今では手料理を振る舞ってくれます。

息子の友人や私の友人や親も、夫がいなくなったことで気兼ねなく訪ねて来てくれるようになり、今までは疎遠気味だった人達との交流も持てるようになりました。
結婚生活では、観光や遊園地などに行ったことがありませんでしたが、友人や親が連れていってくれ、離婚して半年間の間に4県に遊びに行きました。
今までどれだけ自分を抑制し、我慢していたか。
夫と離れたことで、自分自身をどれだけないがしろにしていたかがわかりました。

山咲さんに出会い、決して離婚を進めるわけでもなく、修復を進めるわけでもでもなかったけれど、話しを聞いてもらい、絶対的な味方がいることがどれだけ心強いのかを身に染みて体験出来ました。


これからも山咲さんには近状報告を含め、相談に乗っていただくつもりです。

 

 

 

カウンセリングを終えて・・・

 

Kさんに初めてご相談をいただいたのが2019年の4月でした。

8月には離婚を決意し「離婚届けをもらって来ました!これから弁護士を探します」とご報告をいただいて私の方が焦ってしまったのを覚えています(笑)

それから11月には家を出て調停を申し立て、離婚成立となったのが2020年1月なので、本当に早かったと思います。

 

本来、調停は弁護士は必要無いのですが、住宅の居住権の問題などは弁護士を通した方が安心ということになりました。

弁護士が入ることで調停が早く進んだのも良かった点だったと思います。

 

Kさんの「離婚は経済的な問題が不安で迷っていたけど、実際離婚してみたら、それまで考えてもみなかった人達から励まされ助けられ、何とかなるものだと感謝としかない。

お金の不安より、抑圧やストレスのない生活の快適さの方が大きい」

 

この言葉が今、同じような悩みを抱えている人の背中を押してくれたらと思います。

 

 

「結婚生活や離婚に悩む人の伴走者」  山咲みき

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