今までと同じ考え方では問題は解決しない。わかってはいるけれど・・・。
旭川 夫婦問題・離婚相談 山咲みき
夫婦関係のご相談を受けていると、ある時点でぱったり進展が止まってしまうご相談者さまがたまにいます。
理由はたいてい「状況は変えたいけれど、自分の考え方や物事の捉え方を変えることに抵抗がある」というものです。
自分の中で長年培われた思考のクセというものは、なかなか変えることは難しいものです。
ですが、今までの考え方や捉え方に何か上手くいかない要素があったからトラブルを抱えることになったのではないでしょうか。
「この状況から抜け出したい、同じパターンを繰り返したくない」と思うなら、今までの思考のクセややり方を変えていかなければなりません。
それは誰もが理解できることなのですが、なぜか自分の事になると気付かない場合が多いのです。
自分の考え方や受け取り方を変えずに、相手が変わってくれることに固執し続けていることに気付かない。
自分が固定概念に囚われていたのだということに気づいて受け入れる人は、どんどん状況が動いていきます。
でも、長い間同じことの繰り返しで悩み続ける人のほとんどは、自分の概念を変えずに「相手を変えよう、相手が変わってくれたら」というところに固執しています。
それは夫婦関係に限らず、コミュニケーション全般において上手くいかないことの原因になると思います。
特に、夫婦間のすれ違いにおいては、相手に対して「こうでなければならない、こうであって欲しい」という自分の押し付けに気づかず、同じ問題で堂々巡りになってしまうケースが多く見受けられます。
あなたが自分の固定概念を覆せないのと同じように、相手も自分の固定概念を変えることができないということが分かれば、この状況を打破するためには自分が考え方、受け取り方を変えることが状況を変える近道だということに気づくと思います。
あなたが問題を解決できなかったのは、今までの考え方、やり方で解決しようとしていたからです。
自分の中の固定概念に気づかなかったからで、違う考え方、やり方を知らなかったからです。
それでも自分の考え方を変えることができないと思うのは、本当はあなたはこの状況を変えたくないと思っているのかもしれません。
この状況が嫌だと思っていても、自分が変わることは望んでいないという矛盾した心理が働いていることが、葛藤の根源なのです。
問題が解決するということは、今の状況が変わるということです。
自分では意識していなくても、気持ちの奥底で「変化」を恐れているので苦しいんですね。
私がご相談者さまによく言うのは「やれない理由を探してやらない選択をしてるうちは、結局何も変わる事はない」ということ。
あなたが今、このブログを読んでいるということは、抱えている問題を解決したいからだと思います。
自分が変わること、回りの環境が変わることを恐れないなら、何も怖いものはありません。
私と一緒に解決方法を探していきましょう。
それとも、本当は変えたくない自分に気づくいてそこに向き合うのか。
そこが問題解決の分かれ道ではないでしょうか。
結婚生活や
離婚に悩む人の伴走者
山咲みき
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