あなたの悩みが「依存」から来るものだとしたら、その解決方法は?

前回は「問題に囚われすぎているのは、依存状態にあるのかもしれない」
というお話をしました。
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こちらの記事を参照
では、「自分は依存状態かもしれない」と気づいたとき、どうすればいいのでしょうか。
「依存」から抜け出すという事は、「依存しなくなる」という事でありません。
実は、誰しも何にも依存しないでいる事は難しい事なのです。人は何かしら「依存」しながら生きています。
問題は、「依存している事を自覚」し、「何に依存しているのか」を理解する事。
「依存」が全て悪いわけではなく、「依存」しているものが何なのかが問題なのです。
そして意外な事に「依存」から抜け出す為には「依存先を増やす」事が近道なのです。
ちょっと逆説的な表現ですね。
要は夫婦問題についての悩みに支配されている場合の依存が障害となるのは、反発し合っているとしても結局は相手に依存していて、その問題に関わる事にどっぷり浸かりきってしまい、思考や生活の基準が相手の存在に支配されてしまっている事がネックとなっている点です。
「依存先を増やす」という事は、様々な事柄に関わりながら、関心事をたくさん増やしていくという事なのです。
やり甲斐のある仕事を持つ。
ライフワークといえる趣味をもつ。
刺激し合える友達を持つ。
打ち込みたい何かを持つ。
自分というものについて、とことん追求してみるのもいいでしょう。
自分の生活の中で切り離せない大切なものをたくさん持つ事で、悩んでいる問題のパーセンテージが少なくなっていくのです。
逆に、夫婦関係に囚われているという事は、自身の関心事がそこにしかないという事になります。
自分の生活の中で、関わっていかなければならない事が多ければ、ひとつの問題に煩わされている時間が勿体無いと感じるようになります。
他に考えなければならない事があれば、それらを軸にして考えるようになるので、夫婦問題に関しての関わり方が変わらざるを得なくなります。
「私は裏切られて不幸だ」
「私は理解されていない」
「私だけがこんな思いをしている」
それらの感情は、パートナーとの関係があなたの生活の全てになってしまっているために起きる感情なのです。
仕事を頑張りたい。
子供の成長が私の一番の生き甲斐。
趣味に没頭している時は何もかも忘れられる。
友達と会っている時が、一番自分らしくいられる。
一生懸命になれるもの。
自分にとってかけがえのないものがたくさんあれば、夫婦問題はあなたの関心事の一部としてゆとりを持って対応していけるはずなのです。

パートナーに「依存」している限り、常に相手主体で物事を考えてしまいます。
パートナーとの関係があなたの生活のすべてになってしまっていると、そこに問題が生じればあなたの生活すべてが問題になってしまっているという事になります。
たとえパートナーが信用できなくなっているとしても、依存はあります。
むしろ、憎悪の気持ちが強いほど依存している可能性があります。
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