日本人の犬を飼っている飼い主さんの意識が
薄れてしまっていて「予防接種」の率が40%にまで
落ちているという現実の中、今一度
狂犬病について認識を新たにしてみたいと思います。
狂犬病の病原体は狂犬病ウィルスによる感染症です。
すべての哺乳類に感染しますので、感染した、犬や猫
などから「人」に感染します。
狂犬病ウィルスは宿主の(感染した犬や猫)唾液中に排泄されるので
感染していると思われる、犬、猫にかまれたり、ひっかかれたり、
傷口をなめられたりして、
人に感染します。
次に注意してください
「感染した動物の症状」です
感染した犬は一か月ほどの潜伏期の後、目的もなく動き回ったり
吠えたりする前駆症状(ある病気の前兆として現れる症状の事)が現れ
性格の変化がみられるのです。
次にわずかな刺激にも反応して攻撃する興奮期にはいって、
食事を取らなくなり、
咽頭部の痙攣や麻痺がおこると水分の接種ができなくなり
唾液も呑み込めなくなり、
やがて痙攣、発作が起こり 呼吸が停止して「死」に至ります。
他の哺乳類も症状はみな同じで発作すると100%死亡します。
それでは人に感染してしまったら?
「感染した人の症状」です
通常1~3カ月の潜伏機関の後、発症します。
初期は風邪に似た症状で、かまれた部位に知覚異常が見られます。
不安感、恐水症、興奮、麻痺、錯乱などの神経症状があらわれ、
数日後に呼吸麻痺で死亡します。
人の場合も発症すると100%「死」に至ります。
幸い日本では1957年以降の発症例はありませんが、
これもみな、予防接種の徹底の賜物です。
1年に一回の「狂犬病予防接種」を受けることで
この恐ろしい事態から免れるわけですから、
まして家族の一員としてのワンちゃん、猫ちゃんライフを
安心して過ごせるためにも春になったら必ずこのことを
思い出していただき、保健所、動物病院に出掛けましょう!