夢のなかの恋人と、
夢の中の兄の婚約式に出席すべく実家に帰る。
実家は祝福の空気に包まれて誰もが笑顔で談笑していた。
夜中に大きな音がして、駆けつけてみると近所の子供が割れた氷の池で溺れていた。
大人達が救助するものの低体温で意識がなくグッタリしていたので、私が癒しの魔法を使って治療することになる。
治療は順調で子供は一命を取り留め意識を取り戻したが、何故か苦しそう。
魔法に懐疑的な子供の親に罵倒されるが無視して子供の背中を軽く叩くと、林檎の欠片を吐き出した。
親によればその子は林檎のアレルギーだそうで、誰が食べさせたの!?と周囲に詰問をはじめる。
子供は弱々しい声でどうしても林檎を食べてみたくて、こっそり私の実家に忍び込んで食べたと白状すると、親は顔を真っ赤にして子供を引きずるようにして帰宅した。
翌日、婚約式がおこなわれて、兄と兄の恋人が祝福を受けるが、見知らぬ男が乱入して兄の恋人を連れ去ろうと大声で口説きはじめる。
しかし、だんだん声が小さくなり男は訝しげに彼女の顔を見つめて眉間に皺を寄せる
私の恋人が仲裁に入り、男の話をきいてみると、彼の想い人と兄の恋人の名前が同性同名だったようだ。
ここで目が覚めてしまいました。

