
私は入院経験が2回あります。
1回目は二十代に卵巣嚢腫の摘出手術で、後に子宮内膜症と診断され、今も投薬治療が続いています。
2回目は三十代の時に出勤途中に心身が迷子になり、救急医療センターに搬送され、謎の肝機能障害と脱水症状が酷く、数日間寝たきりになりました。
この時は精神状態がグタグタな上にメガネと携帯電話を紛失していた為に、出勤日時の時から搬送される前までの記憶が曖昧で、現実と夢と幻覚が混在していました。
裸眼視力が悪い私には、病室内に溢れかえっている医療機器は未知なるものですし、医療関係者の言葉1つ1つに敏感になっていました。
7月の今頃に入院し、一週間後にペタペタとペンギン歩きができたので、近所の総合病院で治療を継続することを条件に退院することができました。
振り返ってみると私の命は数多の人々に支えられているのだと気付かされ、感謝の気持ちで一杯です。
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今月を皆様と共に無事故で幸福な一時になるように、
7月に縁するもので囲みました。

