小学生の一時期、学童保育に通っていた。
その学童では夏になるとスイカを二、三個買って来て、スイカ割りをした。

目隠しをして、棒を持ち、スタート
地点から数十メートル先のスイカまで、周囲の声を頼りに進んでいくわけだが、左右の感覚があやふやな私は声に反応しては立ち止まり右手につけたヘヤゴムを頼りに歩き出してを繰返しなかなか進めず、周囲のイライラが伝わってくる。

ここまでは記憶の範囲内だが、夢の中ではスイカが歌い出したり、
愛犬が先にスイカをかじっていたり、割った途端種が消えたりした。