『ひらいたトランプ』 感想記録

《概要》

・アガサ・クリスティ著作/加島祥造訳

・ハヤカワ文庫

・ポアロ系シリーズ

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学生時代、夢中になっていたアガサ・クリスティの作品を読みたくなり、手にとりました。


トランプ系ルールを理解するのが難しい私にとって、
ブリッジの魅力云々については理解しづらい部分がありましたが、
一見遠回りをしているようなポアロの捜査方法や特定人物に対するトラップが、どのように推理に反映され、犯人の心理そして真相に到達できるのか…
二転三転していく展開に翻弄されながらあれこれと自分なりに推理を楽しみ、あっという間に読み切りました。

しかし、序文で後日、この事件についてポアロの手紙で知らされたヘイスティングズ大尉が抱いた感想の理由が気になってしまい、再度読み返しながら考察しております。