Jリ-グ 宴の始末(サポーターへの称賛)11/8 P-2 | サッカーは友達。<夢を信じて、前を向け。>

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日本のサッカーについて、代表からJリーグ、JFL、ユース&ジュニアユース、Fリーグなど日々感じた事、息子達の成長日記等のブログです。年間200試合以上は、ゲームを観戦(主に、ジュニアユース、J2)しています。

先週の週末、各地で行なわれたJリーグは、優勝への攻防や昇格、降格の鬼気迫る熱い攻めぎあいなど何一つとして見落とす事が出来ない程の注目に値するゲームの数々が行なわれました。
連覇を目指す鹿島のNOシュ-トへ抑えこんだ完封ゲーム。柏レイソルの残留を目指した大勝、虎視眈々と上位を狙うガンバ大阪の躍動、上位を窺うナビスコ戴冠FC東京とエスパルスの敗戦の一方で、仙台・セレッソ大阪の昇格への喜び、マリノス新監督木村和司、ゴン中山選手や播戸選手の契約問題など各メディアやブログ等において多岐にわたる情報やコメントがUPされている。
その中でも川崎F-JEF千葉の一戦である。ゲーム内容も当然ではあるものの両者のチーム事情を起因とした選手のメンタリティやサポーターの反応、結果から想起される諸問題など様々なドラマ性を感じさせる一戦となった。
結果は、既報の3-2での川崎Fの勝利となった。
ゲーム内容については、両チームのこの一戦にかける意気込みを表わすかの様な魂を揺さぶる好試合であった。川崎本来のサイドを起点とした攻撃、FW陣の個人能力の発露、憲剛・谷口・横山の献身的なプレーと、ナビスコ優勝チームであるFC東京以上の注目を集める事となってしまった川崎の逆境をみずからの力ではねかえした重みある貴重な一勝。ミスは目立ったもののそれを補うかの様なJEFの全員攻撃、最後まで勝利を諦めない前を向いた巻選手の走りと汗。
ロスタイム4分の提示がされたけれどもこのまま見続けていたい、終わって欲しくない感動的な今季のJの試合の中でも記憶に残る試合となった。
そして、最後のJEFサポーターからの降格はしたものの選手の激闘に対する熱いエールの叫び。
川崎F、JEF共に勇気づけられるものであり、日本サッカーの底辺で関わっている自分自身に対してもまだまだ、ニッポンも捨てたもんじゃないなと身に染みた一戦であった。
やはり、サッカーはスタジアムに行って観戦しよう。信じるモノが在る限りなにかが起こる期待を持って。