今(9:20)、YouTubeでアプリコットジャムのレシピ動画を観ながらこれを書いているのだが、ジャムを鍋でコトコト煮る音がとても心地良くて寝てしまいそうになる。
以前、実家からリンゴが送られて来て、どう使おうか悩んだ末、リンゴジャムにしたことがあった。
人生初めてのジャム作りは、案外スムーズに出来たのだが、せっかく作ったのにあまり食べず、入れた瓶の半分も腐らせてしまった。
だからアプリコットジャムのレシピ動画を観ているのは、作りたいからではなく、ただ単に作ってる音(ASMR)を楽しんでいるだけ。
ASMR(自律感覚絶頂反応)と言えば、それは最近の流行りだが、私も以前からハマっていて、よくYouTubeとかにあるASMR動画で、“チョコレートを刻む音”とか、“お菓子を作っている音”、つまりレシピ動画そのものがASMRだったりする動画を観ながら(聴きながら?)、執筆作業をしたりしている。
それが結構作業が捗るのだ。
音楽を聴きながらやる作業と、ASMRを聴きながらの作業では、圧倒的に後者の方が作業が捗る。
多分前者の場合、人の声(歌詞)が入っているから集中し難いんだと思うが、「私(僕)は前者の方が捗るよ!」って人も当然ながら居ることだろう。
もしトーシツさんでASMRに興味がある人が居たら、先ずはググって、それでもまだ気になるなら、YouTubeなどで動画を探してみるといい。
『音』繋がりで、音楽の話も少ししてみようと思う。
トーシツは、テレビの音や騒音などが苦手になる病気でもある。
私もそういうのがあって、普段からあまりテレビは観ない。
音楽がダメな人も中には居るみたいだが、私はトーシツ発症以前から音楽が大好きで、発症後もバンドを組んだりする程、聴く分には得手である。
好きなジャンルは様々で、邦ロックや洋ロックは毎日聴いてるし、時々ゴスメタルとか演歌を聴くこともある。
それにしても、『音』が苦手になるというのは本当に辛いことだと思う。
発症直後くらいまではテレビっ子だった私からしてみれば、大好きなテレビ番組が観れなくなったのだから地獄のようだ。
だが不思議なことに、ウチのテレビで友人がテレビゲームや映画会を始めても、それは全然苦ではないのだ。
何故なのかは見当もつかないが、私みたいなパターンのトーシツさんもこの世には居る、ということになる。
更に不思議なのは、私が精神病院に入院していた二十代半ばの時は、病院のテレビを集中して観れていたということ。
もしかしたら、その時居る“環境”が関係しているのかもしれないと思った。
ネットでトーシツのことを調べてみても、良い資料がなかなか出て来ない。
だからこの『トーシツ音問題』も、私の調査力では解決しそうにない。
もしこの事について詳しい人が居たら、是非ご連絡いただきたいものだ。